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No.431【何から始めたらいいか分からない人の第一歩の踏み出し方】

春休みになって、来年度受験生になる高校生の生徒さんから、勉強の相談を受けます。
話しを聞いている限りだと、みなさん漠然とした不安を抱いている印象。
現状で考えてる勉強内容を聞いていると、「あれもらなきゃ!これもやらなきゃ!」と焦ってしまい、今すべきことが曖昧になっている人が少なくありません。
僕はこういう生徒さんに対して、やるべきことをnowとif/コントローラブルとアンコントローラブルで4つに分類することをオススメしています。
どれも僕が勝手に定義づけて用いている言葉なので、それぞれの意味を説明していきます。
まずnowとifについて。
nowとifはそれぞれ、現在の状態と、自分が目指したい状態を指しています。
nowは「勉強を始めたいけれど部活動が忙しくて中々始められない」とか、「勉強をしようとしているのだけれどついついサボってしまう」「宿題が多くて終わらない」みたいな現在の状態を表します。
あるいは「国語の偏差値が50前後で伸び悩んでいる」みたいな数値的な情報もここに含めてください。
一方でifの方は「こんな勉強をしなければいけないなあ」とか「こんな勉強も始めたいなあ」と思っているような、あるべき理想の状態のことです。
数値的な目標もここに含めていいでしょう。
受験勉強に漠然とした不安を抱えている人の多くが、上に挙げたような現状直面している課題とあるべき理想の状態を混同して悩んでいるがゆえに何から始めたらよいのか分からなくなっています。
そのため、まずは悩みをこの2つで分けることが重要です。

上の要領で自分の悩みをnowとifに分けることができたら、さらに今やるべきことを明らかにしていきます。
その時に役に立つのがコントローラブルとアンコントローラブルの区分けです。
コントローラブルとは、自分の働きかけでどうにでもなる内容のこと。
たとえば、「家だとテレビ等に気が散って勉強ができない」みたいな悩みは塾や学校の自習室などを活用すれば解決できるのでコントローラブルな悩みです。
逆に、「毎週の学校の週末課題が多すぎる」みたいなものは自分で分量を変えることができないのでアンコントローラブル。
アンコントローラブルな悩みに関しては、いくら悩んだところでしかたがありません。
まずはコントローラブルな部分を解決した上で、できた余裕(や、ついた実力)でアンコントローラブルな内容に対応できる余裕を作っていくことが重要なのです。
コントローラブルとアンコントローラブルを分けた上で、まずはコントローラブルな部分だけに注目する。
さらに、nowとifの部分に関しては前者の方が行動に起こしやすいので、悩みを①nowかつコントローラブル、②nowかつアンコントローラブル、③ifかつコントローラブル、④ifかつアンコントローラブル分けた場合、①→③→②→④の順番に行動に起こしていくというのが最も効率的な手順となるわけです。
(というか、はじめの一歩を踏み出す場合に関しては、他のことは一旦無視して①に該当する部分だけをすぐに始めるのが効果的です。)

「何をやったらいいのだろう?」と頭の中であれこれ考えていても、悩みのるつぼに陥ってしまうだけで、なかなか行動に起こせません。
かといって、「とにかくまず動け!」という精神論や根性論では成績は伸びませんし、そもそも長続きしない。
大学入試の勉強は長期勝負です。
悩みを分類して具体的に起こす行動を決める。
このひと手間が、この時期に始める受験勉強のスタートには非常に重要なのです。

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