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No.412【目の前の問題から本質を見つけ出す】

一見複雑に見えることであっても、起こっている内容は非常にシンプルということがよくあります。
困難に見える問題を解決するときこそ、先入観や固定観念に惑わされずに、ものごとをありのままに捉えることが大切になってきます。

下の図を見てください。
(津田久資『あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか 論理的思考のシンプルな本質』より引用しました。)
僕は「いかに普段の僕たちが先入観に捉われているのか」の例として、この画像をよく使います。
みなさんは最短経路が思いつきましたか?

この問題における最短経路は、迷路に沿って迷い無く進むことでも外側を通って進むことでもなく、「幾何学的な模様」を無視して、一直線にスタートとゴールを結ぶことです。
「そんなのズルイ!」と思われるかもしれませんが、この問題では「スタートからゴールまで最も早くたどりつくルート」を聞かれているのであって、スタートとゴールの間に広がる「模様」を通り抜けできない迷路として考えろなんて言われていないのです。
仮に「迷路を通って」という条件付の中で考えたのだとしたら、それは考えた人の勝手な妄想で、受け手である僕たちが勝手に出題意図を読み違えているのです。

少し難しい問題で立ち止まっている生徒さんをよくよく見てみると、上記のような「勝手に自分で課した制約」のせいで八方塞がりになってしまっている生徒さんを良く見かけます。
或いは反対に、出題者がはっきりと与えてくれているヒントを読み逃すことによって手詰まりになっている子も…
いずれの場合も原因は思い込みと本質を把握しきれていないところにあります。
とにかく問題をよく読み、主観を挟まずそこに書かれている情報に忠実に沿うことが重要なのです。

問題を見た時にその本質を見抜く力はどう身につければよいのかといえば、それは非常に簡単です。
日頃から「なぜ?」と問いかける習慣をつけておけばいいのです。
「マンホールのフタが丸いのはなぜ?」「扇風機の羽が右回りなのはなぜ?」みたいな簡単な問いから、「今社会でこんな問題が話題になっているのはなぜ?」みたいな大きなテーマまで、気になったことに対して常に「なぜ?」と問いかけるようにしてみてください。
そして慣れてきたらそれに仮説を立ててみる。
こういったことを続けていると、自然と本質を捉える力が身につきます。
裏を返せば、塾や学校の授業内だけでこうした視点を身につけるのはほぼ不可能です。
圧倒的に考えるための「問題数」が足りないからです。
本質を捉える習慣が身につくと、学力が飛躍的に伸びるだけでなく、勉強以外の分野においても様々な役にたちます。
そんないろいろなところで役立つスキルだからこそ、はやいうちに身につけて欲しいのです。
先ほどの図の中にある「迷路」に引っかかってしまった人は、まだまだ先入観に捉われています。
日常で「なぜ?」と考え尽くし、本質を正確に捉える訓練をしてみてください。

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