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No.399【部活をしていると受験が上手くいく!?】

吹奏楽部や野球部などで頑張ってきた人は、いざ受験勉強になったときに結果を出しやすいみたいな説を聞いたことがあります。
僕は特定の部活に所属していることと勉強で結果が残しやすいことに因果関係は全く無いと思っていますが、一方で、「何かに全力で取り組んできたこと」と勉強で結果を残すことには一定の相関があるように思います。
それは別に吹奏楽や野球といった団体競技である必要はありませんし、極端な話、自分だけの趣味でも構いません。
とにかく「何かに没頭する」という経験が重要です。

僕は勉強(に限らず何でもそうですが)の投下時間と成果の関係に関して、以下のような関数になると考えています。(この関数はシグモイド関数と呼ばれるものなので、興味のある方は調べてみてください)。
初めはどれだけ時間を投じてもほとんどその成果は結果に表れず、ある一定量を超えたタイミングで急激に成果に現れる。
そして、それを過ぎると再び伸び率が少なくなる(というか高度な内容になるので、投下時間当たりの成績の伸び率の実感が小さくなる)。
僕はこれらを、成果が感じられなくても積み上げなければならない①忍耐期、成果が時間できる②成長期、一定の成果がついたあと完成へと向かう③成熟期と分けています。
勉強で結果を出せない最大の理由は、①の忍耐期が越えられないことにあるというのが僕の持論です。
たいていの人がいざ頑張ろうと決意して勉強に向き合っても、一向に成果に現れない忍耐期に精神的に耐えられず、結果が出る前に時間の投下をやめてしまうのです。
何かに全力で取り組んだことがある人は、この忍耐期があることが分かっています。
そのため、何か一つに打ち込んだことがない人に比べて、「いつ成果が出るか分からない」不安感に負ける可能性が少なくなるわけです。

ある分野で成功した後に、全く別の分野で同じだけ(あるいはそれ以上)に成果を出している人を多く見かけます。
例えば、HIKAKINさんは今のユーチューバーとしての成功の前に、ボイスパーカッションでテレビに出るレベルまでいっています。
あるいは同じくユーチューバーで、「釣りよかでしょう」のリーダーであるよーらいさんは、「釣り」というジャンルで成功する前は雑誌に載るくらい有名な車のドリフトの選手でした。
おぎやはぎの二人は芸人として売れる前に商社のトップセールスマンですし、現KADOKAWAの会長である川上さんは、ニコニコ動画をヒットさせる前には携帯の着メロで成功をしています。

何かに打ち込み結果を出したことがある人は、結果が出る過程に忍耐期がある事を知っている。
だから、結果が出る前にあきらめない可能性が高くなり、だからこそ結果が出やすいのです。
こういう理由から言えば、夏まで真剣に部活動に取り組んだことがある人は結果を出しやすいといえるかもしれません。
但しそれは、根性がついているからでも、集団で頑張るスキルが備わっているからでもなく、「忍耐期があるのを知っている」から。
逆に言えば、自分の頭で考えず、ただ言われたとおりのことをしていただけの人は、部活動引退後の伸びなんて期待できません。

勉強に限らず、物事で一定の成果を出すには、①忍耐期、②成長期、③成熟期があります。
今までにこれを経験してきた人は、その経験を受験勉強に生かしてください。
反対に、これまでにそういった経験が無いというひとは、受験勉強を自分にとって①~③の初めての経験として下さい。
これらは他にも応用が利くので、きっと今後の役に立つはずです。
まずは忍耐期を乗り切る。
それが受験勉強で最も重要な一歩です。

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