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No.389【焦りはあるけど行動に移せない高3生は「高校入試」の問題を解いて見てもいいかも...】

この時期になると、「そろそろ受験勉強しなくちゃ…」と感じている高校3年生の生徒さんから、漠然と不安はあるけれど、何からはじめたらいいのか分からないという相談を受けることがあります。
僕はそんな子に対して自分の受けた年度の公立高校入試の問題(中期選抜)を解くことをオススメしています(国語と英語と、使う人は数学も)。
なんで大学入試なのに高校入試の問題なんて解かなあかんねん?と思うかもしれませんが、これには2つの観点から大きな意味があります。

ひとつ目は自分の基礎力の足りなさに気付くという観点です。
いざ受験勉強を始めようというときに、いきなり過去問に取り掛かったり、難易度の高い問題集に手を出したりといった恐ろしいことをする人を見かけます(笑)
基礎が備わっていない段階では、当然解けるはずもありません。
受験勉強は基本知識を確実に定着させることからはじまります。
そこで効果があるのが高校入試のときの問題です。
基礎力というと、殆どの人が高校一年生の最初からの内容を復習しなければと考えますが、実際にはそれよりももっと前、中学校の内容でつまずいている場合が少なくありません。
そうした「高校以前のつまずき」を発見するために、高校入試の問題はちょうど良いのです。
その問題がそれほどの苦もなく8割くらい解けるのであれば、おそらく中学校の内容は十分に身についているといえるでしょう。
でももし、その結果が4割とか5割とかの得点だったとしたら、中学校の内容からあやしい部分があるということになります。
基本的に高校で習う国語も英語も数学も、中学校の内容が「できているのが前提」で進んでいます。
だから、その部分に難がある場合、いくら高校の内容を頑張ってやり直しても結果に結びつきません。
高校入試の問題を解いてみることにはこうした現状の把握という効果があるのです。

もう一つの意味はライバルの実力を知ることができるというところにあります。
公立高校(中期選抜)の場合、基本的に全員が同じ問題を解いて、その合計点(と内申点)で合否が決まります。
そのため、入試問題を解いてみることで、自分の現状の実力とライバルとの実力差を正しく認識することができます。
仮に難関大学と呼ばれる学校を志望している人が入試問題の過去問を解いてみたら、6割~7割くらいの得点率だったとします。
基礎力という意味ではやや不安のあるものの、概ね中学校の内容は理解できていると判断することができるでしょう。
しかし、この点数を「同じ難易度の学校を志望するライバルとの比較」という視点からこの数字を考えて見てください。
京都の難関公立高校に入っている人は、同じ問題を8割~9割の得点率で通っている場合が殆どです。
そんな人たちと比較すると、「同じ学校を志望する人の3年前にすら届いていない」という現状を知ることができます(いい点数であった場合は反対に、十分手が届く範囲まで追いつけたという評価になるかもしれません)
難関校を目指すということは、彼らと戦うということです。
そんな実際のライバルとの実力差を知るいい機会になるのです。
何より、同じ学校を狙うライバルの3年前にも届いていないなんていう結果が出たら、焦って勉強する気になりませんか?(笑)

京都の公立高校入試の過去問は、ウェブで調べたらすぐに手に入れることが可能です。
「そろそろ勉強しようかな…」「でもまだまだ余裕っしょ」といった、勉強しなければという危機感はあるけれど実行に移せないという人は、是非実践してみてください。