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No388【あなたの「できない」の理由はなに】

「できない」を「できる」に変えるには、正確な原因の特定とそれに対する的確な対応が重要です。
仮にAという問題が苦手であるとして、その問題を細かく要素分解をして、苦手な原因をピンポイントで把握することができれば、それだけ無駄なくその問題が解けるようになります。
反対に、ある問題に関して正確に要素分解ができていないと、それだけ何度も解き直したり、その単元全体をやってみたりといった労力のかかる対策をとらねばならなくなってしまうのです。

例えば3単元の[s]の付け忘れに関して、僕は10段階以上のフェーズに分けて、生徒さんのつまずきの理由を分析します。
試しに3つほど例題を用意してみます。
次の①~③の英文の( )の動詞を適切な形に直してください。
① She ( run ) in the park every day.
② Mr. Sakazaki often ( play ) tennis.
③ Ms. Ishida always ( eat ) sandwiches for lunch
これらはいずれも三人称/単数/現在のため[s]をつけた形が正解になるわけですが、これらの英文(実際はもっともっと細分化しています!)のどれに苦戦するかによって、その生徒さんがつまずいている原因が分かります。 
たとえば、①で[s]を付け忘れる生徒さんは、「三人称(私/あなた以外)で単数で現在形の時は動詞の後ろに[s]をつける」という1年生の半ばくらいで習う知識そのものが抜けている可能性があります。
基礎知識からしっかりと練習し直すことが必要です。
一方で①はできたけれど②が間違えたという人は、三単現の[s]の見分け方を主語や動詞を意識するのではなく、「動詞の前を確認する」といった形で機械的に丸暗記している可能性が考えられます。
さらに②はできたけれど③で間違えたという場合、[always]の[s]に引っ張られた可能性があり、それは①[always]を主語と考え複数形と判断してしまった可能性や②[always]の[s]を三単現の[s]と判断した結果動詞をそのままにしたという可能性に分かれます。
(根本原因は②と似ていますが、こちらの場合のほうがより高度です)

こんな風にして僕たちは皆さんがどこにつまずいていて、どうすれば問題が解けるようになるかを日々考えながら指導しています。
もちろん通熟してくれている方々は僕たちに聞いてくれればいくらでもアドバイスをしますが、中には自分でそういった分析をしてみたいという人もいるかもしれません。
その場合は、間違えた問題をまとめるノートを一冊用意してみてください。
1ヶ月もまとめれば自分が間違える傾向がつかめるはずです。
孫子が「敵を知り己を知らば百戦危うからず」と言いますが、勉強においても「自分を良く知る」は大きな武器になります。
漠然とした「わからない」「できない」ではなく、自分の「できない」の原因がどこにあるのかを探ってください。