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No.384【テストが10倍ラクになる?復習ありきのノート術】

先日、とある生徒さんが翌日のテスト勉強のために、昼過ぎから自習をしに来てくれていました。
しばらくした後、調子が気になって自習している教室を覗くと、その子は一生懸命学校のプリントを消しゴムでけしていました。
「何やっているの?」と聞いてみると、最終確認でもう一度プリントを解くために消しゴムで消していたのだそう。
全部消し終えたら、コピーをして一度といてみるつもりだったのだとか。
確かにその生徒さんは筆跡が濃く、普通にコピーしただけでは書いた字が残ってしまいます(因みに比較的字が薄い人は、コピー機の印刷の濃さを調節するときれいに鉛筆の字だけが消えるのでオススメです!)

必死にプリントに書いた解答を消しているその生徒さんを見て、僕は非常にもったいないなあと感じました。
(課題か授業かは知りませんが)折角書いたものを消すという「行為」そのものが、モチベーションを低下させてしまう一因になるのではないかと思ったのです。
ドストエフスキーは『死の家の記録』の中で、相手を発狂させたければ労働を徹底的に無益で無意味なものにすればよいといって、地面に穴を掘らせてそれを埋めさせるという労働を例に挙げています。
また行動経済学の分野で有名なダン・アリエリー教授は仕事とやる気に関する実験で、成果に対して評価がなされないことが、もっとも人のやる気を削ぐという結論を導いています。
折角完成させたプリントを自ら消すというのは、これらの行為と同じ効果を与えてしまうのではないかと思うのです。
何より純粋に消す時間がもったいない。

僕は自分の担当する生徒さんによく、「復習を前提としたノート作り」を勧めています。
例えば、あるメーカーさんのボールペンの赤色とオレンジ色は、コピーしても写りません。
また、多少コツが必要ですが、特定の濃さの鉛筆で筆圧を調整してやれば、コピーしたときに消えるようにすることができます。
これらを利用して答えや答えに関係するものは赤ペンで、解くために必要なヒントや押さえておくべきポイントは筆跡を調整して書いておくと、①赤シートで隠したら解法手順やポイントは見える状態での演習と②直前期に何も書いていない状態での最終確認ができるようになります。
もちろんプリントを見ればすぐに答えあわせができる。
(因みに、これを実践した生徒さんは使い分けを意識したが為に内容が整理されるという副次的な効果を得たという人もいました 笑)

どうせテスト前には復習をしなければならないのだから、初めから復習を前提としたノート作りをしてしまえばいい。
上に書いた方法は、僕自身が学生時代に行っていた方法で、こういった「テスト勉強を楽にする」工夫はまだまだありますし、みなさんも思いつけると思います。
(すでに「自慢の工夫」がある人がいたら教えて下さい!)
限られた時間の中で仕上げなければならないテスト勉強では、こういった工夫が非常に大きな力となります。
ぜひぜひこういったやり方を取り入れて見てください。
際ほど例に挙げた生徒さんは、早速次回のテストに向けて、このやり方を導入してくれるそうです。