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No.372【やる気は「期待」せずに「利用」しよう!】

「やる気に頼りすぎない」
僕は勉強においてこのスタンスが非常に重要であると思っています。
よく受験勉強を始めるに当たって壮大な目標(一日あたりの課題設定という意味での「目標」です)を設定したり、「勉強したいのにやる気が出ない」と悩んだりする生徒さんを見かけるのですが、そうした生徒さんに必ず言っているのが上のアドバイスです。
もちろん「やる気」に溢れているのは素晴らしいことです。

ただ一方で「やる気」には形が無く、その日の体調や気分に大きく左右されます。
例えば、前日に学校で進路面談があり、やりたいことも志望校も決まり、計画もバッチリ立てた!という状態であっても、翌日が生憎の雨で、学校で先生に怒られて、挙句の果てに放課後には半年付き合っていた彼女にフラれたなんてことがあったとしたら、とても「やる気がある」なんて言える状態にはなりません(笑)
もちろんこんなに不運が続くことは無いと思いますが、程度の違いはあるにせよ、やる気はこうしたものに影響されます。
やる気に振れ幅がある以上、そこにおんぶに抱っこの勉強計画はちょっと危険…
「やる気」がプラスに働く場合はそれで構わないのですが、マイナスに働いてしまう際のリスクには予め手を打っておく必要があります。

「やる気」の効能がマイナスに振れたときに、その影響を防ぐために有効なのが、環境由来の勉強習慣作りです。
「やる気がある」状態ならば、目の前にスマホがあっても、漫画があっても、誘惑に負けず勉強に向かうことができるかもしれません。
しかし、もし気分がのらず、「やる気が出ない」状態であったら、きっと様々な誘惑に負けてしまうはず。
これがやる気由来の勉強です。
これに対して環境由来の勉強とは、物理的な力を借りて勉強しやすい状態を整えることです。
たとえば、平日は授業終わりに学校に残って2時間勉強をするとか、毎日塾に課題を提出しに来るというのがここに該当します。
おそらく多くの学校でスマホを使うことは何らかの制限がかけられているはず。
そこで勉強をしていくという「仕組み」を作ってしまえば、物理的にスマホの誘惑に負ける可能性を低くすることができます。
あるいは、気分のムラがある人ならば、毎日学校帰りに塾によって前日の勉強成果を報告して帰るというのも有効かもしれません。
毎日報告するという義務を課すことで気分に関わらず勉強が可能になるのです。

去年個別授業を担当していた生徒さんで、土曜の朝10:30~を希望してくれた子がいました。
その生徒さんは「朝10時に授業を入れる」ことで、土曜日の午前中から勉強をする計画を作っていました。
もしこれが、「休日の朝は早起きして、午前中から勉強する」みたいなやる気由来の勉強法であったら、睡魔や疲れに負けてしまう日があったかもしれません。
しかし、「授業」という現実的な行動要因を設定してあれば、イヤでも勉強しにくることになる。
これも立派な環境由来の勉強スケジュールです。

言うまでもなく「やる気」は非常に重要で、あった方が良いに決まっています。
しかし、一方でやる気はその日の気分に大きく影響を受けるものなので、過信は禁物です。
「やる気」を利用しても、「やる気」に期待してはいけません。
計画段階ではやる気ではなく環境を意識することを心がけましょう!