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No.354【原因と対策を一致させよう!】

2017/11/15
11月に入り公募推薦入試のシーズンに入りました。
シードゼミに通う高校3年生の生徒さんの多くが公募推薦入試を控え(既に合格の知らせをくれた生徒さんもたくさんいます!)、11月は非常に自習教室がいい緊張感に包まれています。
さて、入試直前になるとたいていの場合過去問演習を行うわけですが、過去問を解いた生徒さんから、さまざまな質問や悩みが持ち込まれます。
その中でダントツに多いのが「過去問を解いても成績が伸びひん!」という相談です。
今日はこれに答えてみたいと思います。

僕は普段の授業で「突き詰めれば勉強とは適確に原因を把握して、正しい対策を打つことだけだ」ということを子どもたちに伝えています。
成績の伸びない子の多くが、勉強不足でも能力が足りないわけでもなく、そもそも原因と対策が一致していません。
原因を考えずに闇雲に対策ばかりを行う、あるいは考えた原因と実施する対策が合致していないという場合が非常に多いのです。
例えば髪の毛がボサボサで歯もロクに磨かない男の子が「モテたい」と思っていくらオシャレな洋服で着飾っても、恐らく意味がありませんよね。
モテたい男の子の例であればオシャレな服を選ぶ前に髪の毛を整えて歯を磨こうよというお話(笑)
あるいは風邪が原因で寒気がするのに、体が冷えているから温めようといってマラソンなんかを始めようものなら、ますます体調が悪化してしまいます。
他にもダイエットのために運動を始めますというのも同じで、太る原因の多くは食べすぎの方にあったりします。
上に挙げたように、一見すると原因と対策が明らかにかみ合っていないということが分かりやす見えますが、勉強に関しては原因と対策を考えることが忘れられがちです。

過去問を解いてみて成績が伸びないという子に関しても、原因と対策がかみ合っていないことが殆どです。
もちろん科目によって、また学校の出題形式によって細かな違いはありますが、どんな入試問題でも解けない理由として①知識が足りていない場合と②論理力が足りていない場合と③問題に慣れていないという原因のいずれかには当てはまります。
数学や物理でそもそも公式が覚えられていないとか、古文や英語で文法事項が曖昧であるというのは①に原因があります。
あるいは、基礎知識はあるのに何故か選択問題で間違えてしまうとか、いつも2択まで絞り込めるのにそこから正解を導けないというのは②の「論理力不足」です。
普段の模擬試験では合格できる判定が出ているのに志望校の過去問では点数がよくなかったり、制限時間に間に合わなかったりという場合はかなりの確率で③に原因があるでしょう。
①~③の原因はそれぞれ対策がまるで異なります。
「過去問演習」が有効なのは③の場合だけなのです。
仮に知識が足りていないのであれば、いくら入試が間近に迫っていたとしても、基礎知識の定着に取り組まなければ絶対に結果は伸びません。
①や②に原因があるのに③の対策法である過去問演習をしたところで殆ど無意味なのです。

原因と対策を一致させる。
口にすれば簡単そうに聞こえますが、これがしっかりとできている人は存外多くありません。
受験生のみなさんには早急に身に付けて欲しい考え方ですし、非受験学年のみなさんも日頃から意識しておくと後にとても役に立ちます。
勉強の際には、またそれ以外の場面でも、原因と対策の一致を意識してみて下さい。