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No.343【英語長文が読めない人はここを意識すべし!内容理解のための「鳥の目」と「虫の目」のお話】

2017/09/03

僕は高校生に英語を教えるとき、生徒さんに「虫の目と鳥の目を持とう」というお話をよくします。
虫の目とは、一文ずつ、丁寧に、文法や単語を気にかけながら訳すこと。
難しい文章の取っ掛かりを掴むために不可欠なスキルです。
一方で鳥の目とは、文章のざっくりとその文章が言いたい内容を捉える読み方を指します。
分量の多い文章を時間内に読みきるには、こちらのスキルが必要です。
演習の様子を見ていると、「虫の目」か「鳥の目」のどちらか一方を持っている人を多く見かける一方、両方を持っている人はほとんど見かけません。
恐らく、どちらかに偏った問題演習になっているのではないかと思います。

自分が「虫の目」タイプなのか、それとも「鳥の目」タイプなのかを知るのに適した問題を2つ紹介します。
2014年度のセンター第4問のA(の最後)の問題と、2012年の滋賀大の[1]の問題です。
前者のセンター試験の問題は、文章全体を踏まえて後に続く文章を類推させる問題です。
これは、目の前の文の精読に気をとられて大意を把握出来ていない人には絶対に解けません。
つまり、この問題が苦手な人は「鳥の目」で英文を読むことが苦手であるといえるのです。
反対に滋賀大学の問題はなんとなく内容を捉えるような読み方をする人には絶対に解けません。
例えば、(1)の問題の場合、2つ出てくる関係詞をはじめ、いくつもの文法事項を丁寧に処理しなければ絶対に訳しきれません。
この問題を解くには丁寧に分析することが必要で、これが苦手な人は「虫の目」で英文を読むことが苦手な傾向にあるといえます。

「虫の目」で読む読解法と「鳥の目」で読む読解法はまるで違う思考方法なので、そのどちらを鍛えようとしているのかを、しっかりと意識しながら勉強に取り組む必要があります。
(きちんと意識しなければ、自分の得意な読解法に傾いてしまいます…)
大学の入試問題は非常に上手くできていて、どちらかの読解だけでは合格点には届きません。
「英語が苦手で…」という人は、早い段階からこのことを意識して読解に臨んで下さい。