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No.316【スポーツに体力/筋力/瞬発力が必要なように、勉強も3つの要素が大切です!】

2017/05/26
勉強とスポーツを比較すると、(完全にスポーツとは無縁の僕の偏見ですが)一見すると精神論に寄っていそうなスポーツの方が、案外体系だっているなと思うことがあります。
例えば体力テスト。
体力テストの科目で測られる力は、大きく①体力、②瞬発力、③筋力に分けられます。
そして、これらの総合力でその子の身体能力が測定される。
勉強にもこのような要素が存在しているのではないかというのが僕の持論。
勉強における3つの重要な要素をスポーツの3つの要素になぞらえて、僕はそれらを①知識、②知恵、③知層と呼んでいます。
知識とは文字通り、それぞれの科目で習う内容のこと。
英単語や構文、数学の公式に歴史上の出来事など、頭の中に入れておかなければどうにもならないものが、どの程度定着しているかが重要になってきます。
2つ目の知恵とは、問題を見たときに頭を使って考える能力のことです。
どれだけ知識がたくさん頭に定着していても、問題が何を問うているのか、どういう知識の組み合わせが求められているのかといった部分が分からなければ問題は解けません。
そういった問題を前にしたときに自分のアタマで考えようとする力が「知恵」です。
読解力や論理的思考力、空間認識能力などもここに該当します。
「知識」と「知恵」に対して、3つ目の「知層」というのは少し説明がいるかもしれません。
「知層」とは僕の造語で、勉強に限らず、今までに積み重ねてきた多くの体験によって培った自分だけの経験の集合体を指します。
例えば小さいころにお父さんと行った工作で釘を打った経験からテコの原理が感覚的に分かったり、お母さんと買い物に行ったときにみた大特価の生鮮品を見て、割合の考え方をなんとなく知っていたりといったものがここに該当します。
今までに自分が体験したあらゆる知的好奇心が層のように積みあがったもの。
これが僕の考える勉強に重要な3つ目の知力である「知層」です。
スポーツに①体力、②瞬発力、③筋力のどの要素も欠けてはいけないのと同じように、勉強においても①知識、②知恵、③知層のバランスが重要です。
しかしながらスポーツの場合はこれら3つを意識したトレーニングがなされるのに対して、勉強はあまりに①の知識にかたよってしまいがち。
表面的には〇×で結果が表れるから、「知識」をとにかくつめなければと思ってしまうわけです。
受験指導をしている身として感じるのは、やはり高得点を取る生徒さんは「知識」以上に「知恵」と「知層」の訓練がしっかりできているなあということです。
とくに「知層」がしっかりしている人は、学力が安定しているし、必ず結果を出してきます。
「知恵」や「知層」はこころがけ次第で勉強以外のところでも十分に鍛えられる能力です(むしろ勉強以外の自分の好きな分野のほうが吸収率はいいかもしれません)。
ひたすらにテキストを開いて丸暗記という形で、「知識」いくら磨いても、結果となって表れるのはその努力の3分の1。
スポーツだって筋力だけをひたすら磨いても役に立つのはボディビルダーくらいで、殆どのスポーツではバランスが必要です。
勉強も「知識」と同時に「知恵」と「知層」をバランスよく磨いていく。
こうした意識が重要なのです。

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