ほぼ日刊、SEED君のひとりごと

京都府西京区阪急桂駅前の学習塾、シードゼミのブログです。Facebookで更新しているコラムを転載しております。

阪急桂駅徒歩1分!京都市西京区に根ざして15年。地域密着だからこそできる、ひとりひとりににあわせたきめ細やかな指導が自慢です!

SEEDゼミウェブページもあわせてよろしくお願いします!

No.314問題を消費する人、問題を消化する人

2017/05.24

テスト期間になり、多くの生徒さんが自習に来てくれています。
(ここ最近、自習教室がいっぱいになってしまうことが多くてすみません…)
みんな熱心に勉強を行ってくれているからこそ、僕から一つアドバイスがあります。
それは、「問題は消化しよう」ということです。
質問対応をしていると、たまに「他の問題をちょうだい」と言って、次々に類題を貰いに来る子がいます。
僕はとにかく多くの問題を解こうという勉強方法をあまりオススメしていません。
とにかく問題を解くことによって得られるのは「慣れ」であり、勉強にとって最も重要な「知識の定着」はあまり見込めないからです。
生徒さんの問題演習の姿を見ていると、「問題を消化」している人と、「問題を消費」している人がいるように感じます。
「問題を消化」しているとは、一問一問から得られる情報をしっかりと汲み取って、その問題からさまざまな「栄養」をしっかり吸収しているということです。
一方で、「問題を消費」するというのは、とにかく問題を解くことに夢中で、出た答えがあっているかどうかにしか興味のないという問題の演習の仕方を指します。
同じ問題を解くという行為でも、「消化」と「消費」では全く違うのです。

「問題を消費」している人は、とにかくたくさんの量をこなしているので、やった気になることはできますが、それで身につくのは「慣れ」だけなので、少しでも数字や単語が変わってしまえば、もう対応ができません。
その結果、「あれだけ頑張ったのに結果がでない」という状態になるのです。
実際は問題を消費しているだけで、ほとんど知識が身についていないので、これはある意味当然の結論です。
一方で、一問一問しっかりと「問題を消化」していれば、たとえ解いている問題数が少なかったとしても、その「構造」が理解できているため、数字や単語が異なっていたとしても、しっかりと対応することができるのです。

「消費」ではなく「消化」する勉強は、ただ機械的に答えを導くのではなく今行っている動作の一つ一つを確認しながら行うものなので、一問一問にとても時間がかかります。
ゆっくり、丁寧に行うからこそ、さまざまな情報に気付くことができるのが「消化」型の勉強。
成績が伸びないと悩む人の中で、問題を解くことが目的になってしまっている人がいたら、恐らく伸びない原因は「問題の消費」にあります。
一問一問、丁寧に扱うように心がけて下さい!