ほぼ日刊、SEED君のひとりごと

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No.311 時間のアイドリングストップを無くそう!

2017/05/21
テスト勉強を見ていると、結果が出る人とそうでない人で、決定的に「ある事」が違うように思います。
その「ある事」とは、時間を浪費しているか否かの一点です。
結果を出す子は休憩時間や息抜きの時間、それどころか家での自由時間までしっかりと管理できています。
「自由時間の管理」なんて自由時間ではないと思う人がいるかも知れませんが、彼らは「自由にする時間」を既にしっかりと決めているのです。
例えば、今日は14時から17時までは勉強、その後帰宅してご飯を食べ、そこから2時間は自由な時間にしようといった具合です。
一方で成績が伸びづらい子の場合、勉強時間だけ決めて、あとは自由といった計画を立ててしまいがちです。
(それでも計画を立てている時点でずっと成績を出せる体制に近づいているのですが…)
枠を決めないと、時間が無限にあるように感じてしまい、いつまでもダラダラしてしまいがち。
僕はこれを、「時間のアイドリングストップ状態」と呼んでいます。
上限のある自由な時間は息抜きになり、リフレッシュやストレスの解消などさまざまな好影響をもたらします。
むしろ毎日勉強漬けで他のことをしないよりも、ずっと生産性があがります。
つまり上限のある自由時間は勉強において正の影響をもたらす。
一方でアイドリング状態の自由時間は生産性の低下しかもたらしません。
自由時間に上限を設けている場合、合理的な人間は自由時間から得られる効用を最大化しようと考えるため、たとえそれが勉強とは直接に関係のない「自由時間」であったとしても、生産性の上昇をもたらしてくれるのです。
それに対してアイドリング状態には「生産性」の概念がありません。
上限を設けないために、そこでより密度の高い自由時間をおくろうと考えるインセンティブが働かないのです。
それどころか、人間には「慣れ」がある分、続けていれば同じ量の「自由時間」では満足できなくなってきます。
生産性が上がらない状況下で満足度を増やそうとすれば、「時間を増やす」以外に手段はありません。
そうすると、どんどん「自由時間」が増えていってしまうのです。
理性を排して勉強時間と自由時間を比較すれば、当然後者の方に気持ちは持っていかれます。
結局、自由時間のアイドリング状態が続くと、どんどん勉強の精度は下がってしまうわけです。

ダラダラと過ごす時間がいけないのではありません。
「ダラダラと過ごす時間に制限を設けていないこと」がよくないのです。
テスト勉強にイマイチ気合が入らないという人はいませんか?
そういう人は、この事を意識して「自由時間の上限」を設定してみてください。