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正しいスマホゲームとの付き合い方

2017/04/27
ここ数年、子どもたちの間で流行っている、スマホのゲームアプリ。
トレンドを知りたくて僕もいくつかのゲームをプレイしたことがあるのですが、どうしても好きになれませんでした。
「面白くない」というのではなく、システムが好きになれないという理由です。
現在子どもたちの間で流行っているゲームの主流は、一部の有料課金ユーザーと、大量の無料ユーザーとで成り立つ、フリーミアムモデルというビジネスモデルでできています。
有料ユーザーが手に入れることができるものは、アイテムを手に入れるための「お金」のようなものやステージに挑戦することのできる権利。
有料課金することで、こうした道具を手にいれることができます。
アイテムを手に入れるための「お金」のようなものやステージに挑戦することのできる権利はお金を払わなくても手に入れることができます。
ここがフリーミアムモデルの面白いところです。
無料でゲームを楽しむユーザーは、お金を払ってこうした道具を手に入れる代わりに、コツコツとゲーム画面を開いたり、一定時間が経つと再びステージに挑戦できたりという形でゲームが楽しめるようになっています。
多くのスマホゲームは、有料ユーザーは「お金」を、無料ユーザーは「時間」を支払うことでゲームを楽しめるようになっているのです。

スマホゲームに関して、僕は「ゲームにエンディングがないこと」と「無料で遊ぶ場合には、時間の主導権がゲームに握られている」という2点を意識しておくことが大切でると考えています。
スマホゲームと従来のゲームの最大の違いはエンディングがない事といえます。
ゲーム機を買って、そのソフトを購入するタイプのゲームであれば、データを入れておくメモリの要領の関係で、必ず終わりがありました。
また、ネットでダウンロードするタイプのゲームであっても、ゲーム自体が有料である限り、必ずエンディングがあります(ほかのゲームも買ってもらわなければ困りますので…笑)
しかし、スマホゲームには基本的に終わりを作る必要がありません。
むしろゲーム会社にとっては、ずっと同じゲームをし続けて未来の有料課金ユーザーになってもらいたいのです。
だから、それまでのゲームであればどれだけ没頭しても、やがて離れるときが来たのですが、スマホゲームではそれが無いのです。
ハマればハマるだけ、ゲームに没入してしまうということが、二つ目の「無料で遊ぶ場合には、時間の主導権がゲームに握られている」という部分に関係してきます。
スマホゲームの場合、短期間にゲームに没入して、ゴールするということがないので、どれだけでも楽しめます。
そうすると「時間」を消費してゲームを楽しむ無料ユーザーは、どんどん自分の時間をゲームに消費することになるのです。
アルバイトをした事がないとあまりピンと来ないかもしれませんが、「時間」は「お金」と同様に自分の貴重な「資産」です。
たとえば、時給1000円のお店で働いているとしたら、1時間ゲームに費やすのと1000円課金することは同価値なのです。
有料課金をしている人はお金持ちだから課金している訳ではなく、単に無料で待つ時間を課金して「買った」方が安上がりだからお金を払っているだけ。
皆さんも本来有限であるはずの「時間」を支払っているという感覚がなければ、結果として大きな損失となる可能性があります。
だから、「時間の主導権がゲームに握られている」ということを自覚することが重要なのです。

お母さんお父さんがスマホゲームに熱中しているみなさんを見て「いい加減にしなさい」と起こるのは、お母さんお父さんは「時間」の価値を知っているからです。
無料ゲームは決して「何も払っていない」わけではありません。
ゲームをやるのは一向に構いませんが、この前提を忘れないで下さい。