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No.297「0→1、1→10、10→100にする勉強」

2017/04/08

以前、勉強方法には段階があるという話をしましたが、今回はもう少し踏み込んでみたいと思います。
成績を伸ばしたいという目的は同じでも、その段階において勉強方法は異なります。
僕はこれを、大きく3つに分けて、「0→1にする勉強」「1→10にする勉強」「10→100にする勉強」と呼ぶことにしています。
いきなり「10→100にする勉強」から初めても成績は伸びませんし、反対にいつまでも「0→1にする勉強」をしていても結果には繋がりません。
段階に応じた勉強を意識することが大切なのです。

「0→1にする勉強」とは、全くのゼロベースから、その内容を学ぶのに必要な知識を最低限の知識を身に付ける勉強のことを指します。
理屈や背景の前に、最低限これだけは頭に入れておかなければならないという知識を入れてしまう勉強のことです。
例えば、社会であれば歴史上の人物や事件の名前、英語であれば最低限の英単語や文の構造等がここに該当します。
そもそも殆ど動詞も分からないというような状態では、その科目の知識を積み上げることなんて不可能。
科目を学ぶ上で必要な知識をまずは揃えようよという段階です。
ちょうど部活動で言うところの、道具を揃えることだと思って下さい。
ラケットを持ってもいないのに「テニス部です」なんて言えないですよね?

次の「1→10にする勉強」は基本的な仕組みを理解していく段階です。
テニスでいえば、テニスのルールを覚えたり、筋トレ、素振り等を行ったりするイメージ。
それぞれの科目、それぞれの

単元には、最低限覚えておかねばならない基本的な考えかたのようなものがあります。
例えば英語であれば、各単元で出てくる形の肯定文・否定文・疑問文を覚えるとか、そういったもののことです。
これらを身につけるには丁寧で、地道な反復練習が不可欠です。
同じような問題を何度も繰り返し解くことで、パターンを定着させる。
これが「1→10にする勉強」です。
ちなみに、ここでどれだけ丁寧に練習したのかが、次の段階に非常に大きな影響を与えます。

二つの勉強がしっかりと修められた上で行うのが「10→100にする勉強」です。
ここでようやく応用力をつけていくことになります。
今までに身に付けた知識と考え方を組み合わせることによって、未知の問題に対して解答の糸口を見つける練習をしていきます。
部活動で言えば練習試合。
日頃の練習内容を、どう実践の中でアウトプットしていくのかを意識することで、この段階の勉強の効率は異なってきます。

以上が僕の考える勉強の3段階です。
人によって得意な段階は異なります。
Aさんは「0→1にする勉強」が得意なのに対し、B君は「10→100にする勉強」が上手というようなことがザラにある。
しかし、だからといって、自分の得意な勉強ばかりをしていては、決して成績は上がりません。
苦手意識を克服しつつ、段階を意識して勉強することが重要なのです。
これから受験勉強を本格的に始めようという人がいたら、この事を常に意識してみてください。