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No.296 秘伝!読書感想文の書き方

2017/04/07
「感想文を書かないといけないのだけれど、本が読み進められへん!」
今年の3月に卒業した生徒さんが、こう言って顔を出してくれました。
なんでも内容が難しくて、頭に入ってこないのだそう。
本を読んで感想文を書くのにはちょっとしたコツがいるのです。
僕はよく、文章を書くことを料理に例えます。

通常の感想文やテーマが与えられている小論文は、テーマにそって、どんな意見や感想を書けるのかが重になってきます。
言わば、与えられた材料を即興で調理するスキルを試される調理勝負。
それに対して、読書感想文は材料の調達から行うイメージです。
本という食材の生息地の中から、自分で食材を調達してきて、それを自分の技術で調理する感覚。
読書感想文が苦手と言う多くの子が、調理の部分ではなく、「材料の調達」の部分をしていないのが原因で躓いているように思います。

いい読書感想文を書くためには、いい本の中からいい材料を調達することが不可欠。
ということで、僕が本を読んでその内容を授業に取り入れたり、文章で引用したりするために普段行っていることをまとめたいと思います。
僕は、こうした「ネタ集め」のための読書は、それと割り切って、非常に速く読むことにしています。
直感的に分からない細かな部分にたちどまったりせず、とりあえず読み切ることを目的にしてしまう。
こんなことをいうと「読書において、性急は怠惰の別名に他ならない」と言ったエミイル・ファゲに怒られてしまいそうですが、あくまでネタ集めの手法なので大目にみて欲しいです(笑)
(そうやって読んで、興味のある本に出会ったのなら、今度はじっくり丁寧に読んでください!)

読み進めながら、気になったページの端を折り曲げていきます。
その基準は、自分が気に入った言葉や考え方でいいでしょう。
とにかく本の中で気に入った箇所が出てきたら、そのページに戻れるように印をつけておきます。
もちろん直接気になった部分に線を引くとか、付箋をつけるとかでもいいのですが、イチイチそれをやっていたら時間が勿体無いので、僕はページに折り目をつけることにしています。
そうやって本を読み終えたら、次はチェックしたページの気になった箇所を一つずつ取り出してノートにまとめていきます。
そうすることで内容が復習できるのと同時に、自分だけの「気になった内容リスト」を作り上げることができるのです。
これが、僕の言う材料の調達です。
ここまでしておくと、文章を書くことが格段に楽になります。
あとは書き出したリストに沿って、思ったことを掘り下げていくだけでいいからです。
これが僕流の読書感想文の書き方です。
もし、学校で感想文の課題が出ていて、どうやって書けばいいか悩んでいるという人がいたら、是非このやり方を試してみてください。