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No.292「大学は、何で選ぶのがいいの?」に答えます!

2017/03/31

志望校を選ぶときに「学校名ではなく、やりたい事で考えよう」なんてことばをよく聞きますが、これをブランド品の購入に置き換えると非常に分かりやすくなります。
たとえばあなたは今、ちょっとした持ち物を持ち運べるくらいのカバンが欲しいとします。
そして、同時にちょっとだけ背伸びをしてブランド物を欲しがっている。
やってきたのはヴィトンのお店。
お店にやってきたところまではいいけれど、いざカバンを見たら高くて手が出せません。
しかし、ずっとブランド物を持ってみたいという気持ちはありました。
そんなときに「どうしてもブランドものを持ちたい!」と考えて、目に入ったのはカバンコーナーの横にあるキーケース。
これならあなたが貯めたお小遣いで、何とか手が届きます。
そして結果的に、どうしてもヴィトンのグッズを持ちたいからという理由でキーケースを購入。
これって本当に幸せですか?という話(笑)
本来の目的は、「休日に使えるカバンを手に入れる」ことでした。
しかし、ブランドに目が眩んで、全然欲しいと思っていなかったキーケースを買ってしまう。
買った瞬間はともかく、恐らく使い道がなくてすぐにそのブランド物のキーケースに対する熱は冷めてしまうことでしょう。

大学をブランドで選ばない方がいいよというのはこれと同じ理由です。
目先のブランドにばかり目が行って、全く興味のない学部に進学したら、結局興味が持てなくて続かないのではないか。
そんな事例が数多くあるから、多くの人が「ブランドではなく、やりたいことで選ぼう」とアドバイスするのです。
さて、「やりたい事」が大切なのだから、ブランドで選ぶのはよくないことなのでしょうか?
これは先生によって意見が異なることとは思いますが、少なくとも僕は決してそんなことはないと考えます。
ブランドで選ぶのがいい場合もある。
いざ「やりたい事」を聞かれたとして、いきなりそんなことを聞かれても困るという人も多いのではないでしょうか。
僕は、元からやりたいことがあるのであればべつですが、そうでもない人が受験のタイミングがきたからといって、無理やり「やりたい事」を決めるくらいなら、「やりたい事」なんて無いまま大学を選んだ方がましだと思っています。
周囲に求められて受動的に、そして半ば強引に作られた「やりたい事」になど、持続性は無く、すぐに「目標」ですらなくなってしまうことが殆どだからです。
特にやりたいことが無い場合、ブランドで大学を選ぶのも有効な手段です。
例えば、少し背伸びをしてブランドもののグッズを買ったら、他の人の持っている同種のグッズに目がいくようになるということはありませんか?
僕は高校生のときにちょっといいお財布を買ったら、その日からずっと人の財布を見るようになりました(笑)
このように、すこし背伸びをすると、そのジャンルに対して意識が向くようになるのです。
そして、意識しているうちにそれが好きになっていく。
学部に関しても同じです。
始めはどの学部にも興味が無かったとしても、自分の実力よりも少しレベルの高い大学に入れば、自然と興味が湧き始めます。
そうやって少しでも興味を持つことができれば、時間を費やすうちに、それが自分のやりたい事になることもあるのです。

「ブランド」か「やりたい事」か。
どちらがいい悪いではなく、自分が主体的に選ぶことが大切です。
その大前提を忘れないで下さい。