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No.291大学入試に頭の良さは必要か?

2017/03/30

明日から高校3年生の集団授業が始まるので、それにあわせて大学入試について書いてみました。
よく、成績が伸びないと、その理由を「頭がよくないから」という人がいるのですが、これを言う子に対して、僕はいつも「ちょっと待って」と思います。
受験勉強に頭の良さは関係あるのでしょうか?
よほどの難関校一本に絞っていたり、〇〇大学の△△学部じゃなきゃいやだと制約を設けていたりする場合は別として、大学入試のための受験勉強と頭の良さは関係ないというのが僕の持論です。
例えば、全国の高校生の大学進学者数は約50万人。
そして、いわゆる難関校と呼ばれる関関同立以上とされる(この言い方が必ずしも正しいとは思いませんが)大学(旧帝大東京工業大学一橋大学早慶上智明治大学等の関西における関関同立に相当するMARCH、そして関関同立)の募集定員の合計は、8.5万人(正確な数字ではありませんが、およそこのくらいです。)です。
もちろん、浪人生等を考えればもう少し難易度は上方修正されるかも知れませんが、上の数値に基づけば、50万人中の8.5万人、つまり約17%はこれらの大学に進学しているということになります。
これは、「頭のいい人」しか狙えない難易度なのでしょうか?

「頭の良さ」を測る指標の一つにIQがあります。
IQに関しては、IQ100を平均値、標準偏差を15(あるいは16)として算出されています。
この数値に則るのであれば、テレビで天才集団としてたまに紹介されるMENSAと呼ばれる人たちの基準値であるIQ130は全体の上位2.1、IQ120で上位10%です。
上に挙げた大学に合格している人数はこれよりもずっと下。
IQ115で全体の上位16%ですので、この数値に従うならば、いわゆる難関大学に受かりたいのであればIQ115もいらないということになります。
もちろん、大学選びは単に偏差値で選ぶものでもありませんし、そもそもIQという指標自体にどのくらいの意味があるのかというツッコミがあるのは分かっています。
今回はあくまで、受験に「頭のよさ」がそんなに重要か?ということを考えるためにこれらの数値を用いただけです。
というエクスキューズを加えた上で、平均のIQが100の中でのIQ115は、それほど難しい話ではありません。
ここから分かることは、大学入試において重要なことは、「頭のよさ」といった能力ではなく、どのように勉強をこなすかというような「能率」であるということです。

冒頭の子のように、成績が伸びない理由を、自分の頭の良さに見出す人がいますが、成績が伸びない本当の理由は、十中八九勉強効率の悪さにあるのです。
きちんと長期的なスケジュールを立て、毎日の達成目標を設定する。
そして毎回達成したかどうかを確認して、できていない部分は改善する。
また、勉強以外の部分においても、生活習慣を整える、周りや誘惑に流されない。
こういった部分がしっかりとできているでしょうか?
勉強の成果を左右するのは、頭の良し悪しなんかよりも、こうした部分のほうなのです。
大学入試が設定された問題を解くという形式である以上、「頭のよさ」は本質的に関係ありません。
それよりも効率の良さが大事なのです。
これから受験勉強を始める皆さんは、まず、効率の良さを徹底的に突き詰めてください。