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勉強の成長曲線を考える

2017/03/16

経営学では、技術進歩の度合いをS字カーブで表すことがあります。
初めは技術を投入しても全く成果に現れないけれど、あるタイミングを境に、急速にその技術は進化を遂げる。
そして、一定のラインまで伸びきったら、そこからは再び低成長となって、その技術は衰退していく。
一つの技術が成熟し、そして緩やかに衰退していくとき、新たな技術が生まれ、成長してきます。
そして、その新たに生まれた技術が次の成長カーブを描きつつ前の技術を追い越すことで、技術レベルは全体として高くなってゆく。
僕は勉強における努力には、これと非常に良く似た性質があると思っています。

勉強には、ちょうど車のギアと同じように、段階によってすべき努力が違います。
ずっとローギアで運転していても、スピードの伸びに限界があるように、ずっと同じ勉強をしていても、そこには伸びの限界があります。
段階的に成績を上げていこうと思ったら、努力のギアをあげていくことが必要なのです。
まったくのゼロから勉強を始める場合、まずすべきことは、その科目ではどんなことを学ぶのか、どの単元にどんな内容が含まれているかを覚えることです。
そうやって各科目の全体像をつかむ作業が最初の努力。
これができたら、次にひとつひとつの知識をしっかりと修めることが必要になります。
公式や構文をひとつひとつ丁寧に覚える。
単語や数式などの、覚えるべきものは考え込まなくてもスッとでてくるところまで落とし込む。
こういった努力がこの段階に必要な努力です。
そして、この段階も成長しきったら、次は問題を解くための思考パターンを身につける努力が必要になってきます。
この問題を見たら、どの知識を使えばいいのだろう?この問題は何を聞きたいのだろう?
そういった出題者の意図に乗る練習が次に必要な努力です。
この段階を終えたら、次は切り口が全く分からない問題に自ら糸口を見つけていく努力、そして次は…
こんな具合に、努力には段階があって、正しい段階を追って行わなければ成績は伸びないし、一つの努力をずっと続けたとして、やがて成績の伸びは止まってしまうのです。
勉強が伸びないという人は基本的にはすべき努力の段階を間違えている。
勉強が伸びなくなったという人は、次に必要な努力へのシフトができていない。
ここで悩んでいる人は少なくありません。
段階を追って努力のフェーズを変えていく。
この視点が、とくに受験勉強には不可欠です。
努力のS字曲線、そしてそれにあわせたギアチェンジ。
今の段階からこの2点を意識するようにしましょう。