ほぼ日刊、SEED君のひとりごと

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「問題を解く」という行為を分解する

2017/03/09

「頭の中に有名人を思い浮かべてください。」
「それは男性?」
「ロックミュージシャン?」
「男女のグループ?」
紅白歌合戦に出場したことがある?」
「名字が『ふ』で始まる?」
「思い浮かべているのは〇〇ですか?」

少し前に流行った、アキネーターというスマートフォンのアプリがあります。
あやしいインド人風のランプの精が出てきて、スマホの画面越しに質問を投げかける。
その質問に答えていくとなぜが頭で想像していた有名人が当てられてしまう。
このアプリが発表されたばかりのころ、面白くて何人もの芸能人の名前を思い浮かべて挑戦したのですが、ことごとくアキネーターに当てられてしまいました。
非常に面白いこのアプリですが、仕組みはいたってシンプルです。
膨大な有名人の名前のデータベースがあり、それぞれの名前に関連する言葉が紐付けられている。
そして一つ一つの質問で選択肢を削っていき、頭に思い浮かべている人物を特定する。
おそらくこんなプログラムが組み込まれているのでしょう。
このアプリには同時に有名人を特定できなかったときに情報をどんどん更新していく、ディープラーニングのシステムが(おそらく)組み込まれています。
数年ぶりにアプリを起動してみたら、以前よりも精度が上がっていてびっくりしました。

このアキネーターの仕組みは、実は僕たちが勉強をするのと全く同じ構造からできています。
僕たちは問題を解く際に、その場で答えを導き出しますが、それは目の前にある問題から様々なヒントとなる情報を読み取って、頭に入っている情報と照らし合わせることによって行われています。
当然頭のなかのデータベース量、つまり知識の量が多くなければ答えにたどりつくことはできません。
あるいは、仮に知識がしっかりと身についていても、その情報が何なのか、その情報整理がしっかりできていなければ知識を引き出すことができません(僕はこれを「情報のタグ付け作業」と呼んでいます)。
頭の中にできるだけ多くの情報を、正しく整理して入れておく。
まさにアキネーターと同じです。
問題と向き合うときは、このように心がけて下さい。
因みに冒頭で僕が思い浮かべた芸能人、誰かわかりますか?