ほぼ日刊、SEED君のひとりごと

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「ヤマカン」と「確率論」は全く違うものです!

2017/03/02
高校生の皆さんの学年末テストがやって参りました。
どの子も授業日以外にも塾に通って、一生懸命勉強に励んでくれています。
さて、テスト勉強に関して、僕がいつも生徒さんに言っていることがあります。
それは「山を張る」ことと「確率論で考える」ことの区別をつけろということ。
効率の良いテスト勉強をするために、単元を絞ることは非常に有効な手段であると考えます。
「山を張る」ことも「確率論で考える」ことも同じ単元を絞る行為に思うかもしれませんが、その考え方の面で両者はまるで違います。
「山を張る」というのは、自分の中でここだけ覚えるという場所を決めて、そこが出れば確実に点数が取れるけれど、出なかったら0点になるというやり方です。
たとえば、社会の勉強で「〇〇と〇〇だけ覚える!」みたいな感じ。
このような勉強の仕方は0か100のゲーム、言ってみればギャンブルと同じです。
一方で確率論的に考えて範囲を絞るというのは、テスト範囲全体を見て、その中で覚える分野を絞るというやり方です。
例えば、テスト範囲が比較・仮定法・無生物主語だったとします。
こうした場合に、比較の単元だけ徹底的に勉強するというのが確率的な範囲の絞り方です。
テストは基本的に一定期間に習った内容の習熟度を測る目的で実施されます。
であるならば、テスト範囲として示された範囲の内容に関しては、基本的に満遍なく出題されるはずです。
仮に範囲が3単元であったとして、習熟度を測るには均等に出題されるはずなので、1単元を完璧にしておけば33%は得点できるということになります。
これが確率論で単元を絞るということ。

ある科目が苦手で、ひとまず50点を越えることを目標にしていたとします。
そして、今回のテストでは4単元分が範囲に含まれる。
このような場合の有効な勉強方法は、まず相対的に苦手意識の少ない範囲を2単元に絞って、そこを徹底的に勉強するというやり方になります。
(もちろん、「この単元は比重が大きい」みたいに言われている単元があるのなら、そこを優先しなければいけませんが…)
このような勉強をすれば、比較的テストの点数が安定します。
テスト勉強において一番よくないのは、「できる限りいい点数をとろう」と思って、「全体を満遍なく頑張ろう」とすることです。
仮に今回のテスト範囲が4単元に渡っていて、前回のテストが20点前後であったとするのなら、第一にやるべきは1単元を完璧にして25点を目指すことです。
もちろん「これとこれだけ覚える!」みたいな山を張る行為はもってのほか!
一度でも戦略的に勉強をして成績が伸びたという経験をしておくと、その後の勉強に対するモチベーションがまるで違ってきます。
テストが目前に迫って焦っているという人は、是非こうした考え方で単元を絞るという戦略をとってみてください。
くれぐれもヤマカンなんて厳禁です!!