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問題を解く手順を分解する

2017/01/28

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3年生の入試対策が佳境を迎えています。
入試問題演習に入り、多くの生徒さんがアウトプット中心の勉強になってきましたので、今日はアウトプットの仕組みについてまとめてみようと思います。
僕は「問題を解く」という行為をいくつかのステップに分解すると次のようになると考えています。
①問題を見る→②該当する知識をできるだけ多く引き出す→③根拠に基づき選択肢をフィルターにかける→④解答する
これが、問題を見て解答にたどりつくまでの大雑把な思考プロセスだと思います。
頑張って勉強しているのに思うように問題が解けないという人は、次の3通りの状態に陥っている可能性があります。
(1)頭に浮かんだ最初の可能性が答えだと思ってしまう(①→④の思考パターン)
(2)③のフィルターが機能していないために答えにたどり着かない(①→②→④の思考パターン)
(3)初めにフィルターをかけてしまう結果、そもそも手が動かない(①→③→④の思考パターン)

最も多いのが(1)のパターン。
思いついた解答をそのまま書いてしまうために間違えてしまいます。
たとえ何か答えの可能性が「思いついて」も、他にも答えになる可能性がある選択肢はないかと考えることで、この状態は克服できます。
(2)は、選択肢はいくつも思いつくのに、正解にたどり着けないというパターンです。
同じ形式の問題を解いているのに、その時々で答えがあったりあわなかったりする場合はここに該当している可能性があります。
問題の答えにたどり着けない原因は、根拠広いが十分にできていないことにあります。
問題文を一言一句丁寧に読み込み、一つでも多くの情報を読み取る訓練が必要です。
そして、頭の中に浮かんだいくつもの選択肢の中から、フィーリングではなく理屈に基づいて最適解を選ぶ訓練をする。
このことが(2)に該当する人には最も必要になってきます。
最後が(3)のそもそも手が動かないというパターンです。
どういう可能性があるかと、頭の中の知識にアクセスをすることなく、ひたすらに問題を見て答えを探すため、いつまでも答えにたどり着くことができません。
分からないときに、とにかく問題文を丁寧に読もうとする子は十中八九このパターン。
ここに該当する方は、問題文からすでに十分な情報収集ができています。
解けないのは、得た情報に基づいて頭の中から選択肢を引き出す練習が十分にできていないから。
ヒントは問題文にしっかりと存在していますが、それを元に導き出される「答え」があるのはあくまで自分の頭の中なのです。
しっかりと自分の頭の中にある知識を引き出すように意識すれば、あっという間に問題を解けるようになるはずです。

もちろん他の症状の生徒さんがいないわけではありませんが、基本的にはこのいずれかのパターンで悩んでいる場合が殆どです。
もし心当たりがあるという人は、上に書いたことを心がけてみるようにして下さい。
きっと、数週間で結果が改善されると思います!