ほぼ日刊、SEED君のひとりごと

京都府西京区阪急桂駅前の学習塾、シードゼミのブログです。Facebookで更新しているコラムを転載しております。

阪急桂駅徒歩1分!京都市西京区に根ざして15年。地域密着だからこそできる、ひとりひとりににあわせたきめ細やかな指導が自慢です!

SEEDゼミウェブページもあわせてよろしくお願いします!

プロの練習は「量」じゃない!

2017/01/25
===================
ミスタータイガースって呼ばれた掛布さんおるやろ?あの人は一日500回素振りをしたから成功したって言われているけど、そうじゃないねん。プロ野球の選手なら誰でもそんくらいの努力はしてる。彼の凄いのは一振り一振りどの場面で投手は誰で、どんな球が投げられたかを想像しながらやっている所や。
===================

元お笑い芸人の島田紳助さんが若手のお笑い芸人に向けて講演をした際の映像が収録された「紳竜の研究」というDVDに収録されている場面です。
かなり前に見た内容なので、口調は若干の違いがあるかもしれませんが、紳助さんが語ったこのエピソードには、努力を必要とするあらゆる場面に通じる教訓が隠れています。
勉強において量が重要なことは言うまでもありませんが、ただ量をこなすだけでは全く成果には繋がりません。
問題を解いている最中に、「その一問から何を学びとるか?」という自分の意識が不可欠なのです。
例えば、計算問題を解くときに、ただただ早く解こうとしている人はいませんか?
どれだけ量をこなしても、何も考えずにスピードにこだわって解いているのでは、そこから得られることは「腕の疲労」だけで、実力には繋がりません。
ひとつひとつの問題が何を想定して作られていて、自分はどのように対応するのか。
そのことを意識して初めて実力に繋がるのです。

私立高校の入試がいよいよ近づいてきて、過去問演習をする人が増えてきました。
毎日真剣に問題と向き合う姿は素晴らしいです。
しかし、全体的に丸ツケや復習が疎かなようにも感じます。
早く終わったからと言って制限時間の途中で切り上げない、あっていた場所もしっかりと解説を読む(偶然あっていただけかもしれません!)。
こういった向き合い方一つで、過去問演習から得られる情報量は全く変わってきます。
問題は闇雲に消費するものではなく、しっかりと噛み砕いて、自分の血肉にしていかなければなりません。
問題演習を自分の力に繋げられるかどうかは、100%自分の問題との向き合い方に由来します。
プロ野球選手の例ではありませんが、受験生であれば、志望校の過去問は全て解いているのが当たり前です。
ただ解くのではなく、そこから何を問われているのか、今自分は何が苦手なのか。
そういったことも意識しながら一問一問に向かうようにして下さい。