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自分の時間に「時給」をつけよう!

2017/01/11

経済学に「機会費用」という考え方があります。
ある行動をする際それにかかる費用だけでなく、本来それをやらなければ手に入ったものの価値も計算に入れるという考え方です。
例えば、時給1000円でレジ打ちのバイトをしているAさんが、バイトをオフにしてマンガ喫茶で5時間遊んだとします。
マンガ喫茶の料金は1時間で200円。
さて、Aさんは何円分の価値を払ってマンガ喫茶にいたのでしょうか?
普通の価値計算をすれば、200円×5時間で1000円となりますが、機会費用の考え方だと、そこにマンガ喫茶に行かなければ得られるハズだった分の費用が加算されます。
Aさんはマンガ喫茶に行かずバイトをしていれば、1000円×5時間で5000円の収入が得られていました。
したがってAさんにとっての機会費用は支払った1000円に得られるハズだった5000円を加えた6000円ということになります。

勉強を始めようと考えるとき、この機会費用の考え方が身についていると、非常に優位に勉強を進めることができます。
仮に、自分の時間に対して1時間あたり1000円の価値があるものだと決めてみましょう。
機会費用の考え方でなければダラダラと過ごしていた時間は、何も生み出さないのでゼロ円の価値があるもの、つまり何も損をしない行為です。
しかし、自分の時間には1000円の価値があると考えたら、2時間ダラダラと過ごすことは2000円分の無駄をしているということになるのです。
同じテレビを見るという行為でも、1000円払って1時間のバラエティを見ていると考えると、急に勿体無く感じてきませんか?
また、自分の時間をお金で考えるのには、ムダな時間をなくす以外に作業効率を上げる効率もあります。
例えば宿題の簡単な計算ドリルをしているとして、それに1ページ15分かけていたら、1時間で終えることができるのは4ページです。
つまり、1ページあたりのコストは250円ということになります。
これが、1ページ6分になったらどうでしょう。
1時間で10ページ進むことができるため、1ページあたりのコストは100円ということになります。
何かの作業を行う際に、より効率よくやろうというコスト意識を持つことができるのです。
受験勉強は限られた期間の中でどこまでの完成度を求めることができるかという、時間との戦いです。
その中で少しでも優位に勉強を進めようとしたとき、この「自分の時間に価値をつける」という視点が大変役に立ってくるのです。
なんか始めなければならないのは分かっているけれど行動に移せないという人は、まずはこの機会費用の考え方とコスト意識を持って見てください。
そうすると、漠然とした「やらなければ」という気持ちが、明確な危機意識として現れるはずです。