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やる気を感じる部分は人によって違う

2017/01/10

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「やる気」ってそもそも何だろう?]
冬期講習でいったん更新をやめてしまっていたので、そろそろ再開したいと思います。
勉強に関してよく「やる気」という言葉が使われます。
「やる気」を出すことが大切ということは誰もが分かっていることですが、では、「やる気」とは果たして何なのか?と問われると、ことばに詰まってしまうという人も少なくないのではないでしょうか?
そんな抽象的な言葉では、必要なことは分かっていても、いざそれを引き出すことはできません。
そこで、今回は「やる気」について考えてみたいと思います。

そもそも「やる気」とはどういうものなのでしょうか?
僕は「やる気」のことを「自分が何かに打ち込んでいる状態」であると考えています。
ポイントは何らかの行動で生み出される「動作」ではなく気がつくと達している「状態」であるというところ。
やる気は「出す」ものではなく、「出ている」ものなのです。
やる気が「出ている」状態に持っていくには、自分がどういうときに喜びを感じるのかを把握しておく必要があります。
この「やる気」のきっかけになるようなものを「モチベーション」と呼びます。

「モチベーション」という言葉もフワフワした言葉なので、しっかりと定義をしてみたいと思います。
モチベーションとは、自分がどのようなことに対して喜びを感じるかであり、喜びを感じることができるという期待が保証されているときに、人は「やる気の出ている」状態になることができます。
何に対して「モチベーション」を感じるかは人によって違い、それを自覚しておくことが、勉強に限らず何かに打ち込むときにはとても優位に働きます。
僕がモチベーションについて、大まかに①競争②研究③報酬④攻略の4つに分類しています。
①には、友達と競ったり偏差値やテストの点数を上げたりすることに魅力を感じるタイプ型が該当します。
ここに該当する人は、自分と同じレベルのライバルがいる環境に身を置くと、やりがいを感じ、「やる気が起きた状態」を維持しやすくなります。
次に②の研究に関してですが、ここに該当する人はあまり周囲との競争には興味がありません。
それよりも、「何でそうなるの?」という部分を解決してくれることに喜びを感じます。
先生の雑談や、答えよりもなぜそうなるのかというところに興味がある人はここに該当します。
ある目的のためになると全力で打ち込むことができるというタイプの人がいます。
それが③の報酬型です。
報酬型はさらに、金銭やご褒美が与えられることがあると頑張ることのできる物質的報酬に反応するタイプと、先生やお母さんに褒められることがモチベーションになる精神的報酬に反応するタイプがあります。
そして最後の攻略型について。
この④に該当する人は、全体像が把握できることに何よりの喜びを感じます。
「要するにこういうことか」という部分、「その単元の概要をざっくりと説明できるようになる」といったことをゴールにするとやる気が維持されやすくなるのです。
或いは、「テストで満点をとりたい」なんていうのもここに該当します。
僕たちの身の周りに溢れるモチベーションを呼び起こすための仕組みは、実は①か③がほとんど。
とくに、学生の間はほとんどが①でしょう。
仮にモチベーションのパターンが上の4つであったとしても、①の部分でモチベーションを感じるのは、僅か25%です。
モチベーションを揺さぶられやすい環境を整え、「やる気の出ている」状態を自分で作ることが重要だったりします。
ここからラストスパートをかけたいという受験生のみなさん、或いは新年に気持ちを新たにして勉強に打ち込もうと考えている生徒さんがいたら、是非、このモチベーションの喚起されやすい状態を作ることと、「やる気の出ている状態」を保つことを意識してみてください!