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文章の8割が書く前に決まる!?受験生必読、ゼロから始める作文講座

2016/12/14

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最近入試に向けた小論文・感想文の添削指導が増えてきました。
僕は作文系統の添削指導には、4つの段階があって、それぞれを一歩ずつ進んで行くことが大切であると考えています。
それが、下に示した4つのステップです。
①アイデア出し
②文章の構成
③論理
④技
主語・述語の関係が正しいか、誤字はないか、語尾はそろっているかetc…
文章を書こうとすると、どうしても僕たちは④の技の部分に意識がいきがちです。
しかしこうした表層的な文章の「キレイさ」は、文章を書く上で最後に意識すればいい部分です。
そこだけ上手くなっても文章は決して書けるようにはならないといったほうが正しいかもしれません。
文章が書くけるようになるためには、それよりもっと前の段階で意識しなければならないことがいくつもあります。
その一つ目がアイデア出しです。
作文用紙とテーマを渡すと、いきなり文章を書き始めようとする人がいます。
しかし、これは危険です。
各内容が何も決まっていないのに書き出してしまっては、相手に何を伝えたいのか分からない、自己陶酔のポエムができあがってしまいます(笑)
それに頭の中に一番に思いついたアイデアなんて、たいがいが凡庸です。
まずは、テーマに沿って思いついたことを箇条書きで書きなぐってください。
そうやっていくつも出したアイデアの中から、自分がこれから書く内容を決めていきます。
イデア出しがスムーズにできるようになったら、次は文の構成です。
入試のことを考えるのなら、僕は序論・本論・結論で文章の構成を組み立てられるように運連しておくのがオススメです。
有名な文の構成法に起承転結というものがありますが、アイデアをこの文構成に落とし込むのには、意外とテクニックが必要です。
それに比べてシンプルではありますが、序論・本論・結論は身につけやすい構成です。
具体的にこの形に落とし込むためには、アイデアを序論、本論、結論の三部構成にする練習を行います。
これがスムーズにできるようになったら、次の段階です。
3つめの段階は論理的な文章に落とし込む作業です。
感想文にしろ小論文にしろ、相手に自分の考えをわかりやすく伝えるということに代わりはありません。
それならば、論理的な文章を書くことは不可欠です。
いきなり文の形に整えながら論理的な文章を書くのは難しいので、まずは箇条書きで矛盾のない文章を書いてみてください。
具体的には序論、本論、結論でそれぞれ箇条書き3つ、6つ。4つ分くらいがいいでしょう。
詠みやすい文章は一文あたり30~40文字と言われています。
箇条書き一つで一文を書くとしたら、上の場合390文字~520文字程度の文字数です。
一番多い原稿用紙一枚程度の分量の課題作文であれば、この型に落とし込むことで概ね対応ができます。
志望校の求める文章量が多い場合や少ない場合は、箇条書きの数で調整して下さい。
ここまでに書いたことが身についていると初めて、④の段階に進めます。
一文あたりは30~40文字にするように心がけ、できるだけ接続詞は用いず、句読点は心の中で読んでみて間をおきたいところにつける。
誤字脱字は厳禁、語尾はそろえ、できる限り「です」が続く、「ます」が続くのを避け、ところどころで体言止めを入れて文に緩急をつける。
一文ごとに読み返し、主語と述語の対応を確認し、指示語や固有名詞を使う場合は相手にそれが伝わるかを常に確認する作業を怠らない。
こうした「技」の部分は書き出したらキリがありません。
しかしあくまでもこれは仕上げの作業。
どんなに調味料をふりかけたところで生肉は生肉であるのと同様に、どれだけキレイな文を書くテクニックを身につけても、それ単体では文章が書けるようにはなりません。
上に書いたように段階を追っていくことが不可欠なのです。
一件なにから手をつけていいかわかりづらい作文ですが、このようにしっかり手順を示すことができます。
受験で作文が必要と言う人は、ぜひこの手順を意識してみて下さい!