ほぼ日刊、SEED君のひとりごと

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しょせん机上の理論は身体情報には勝てない

2016/12/02

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昨日自習に来ていた生徒さんを見て、ふと思ったことがありました。
それは、もっと視覚情報を活用したらいいのにということです。
理科の勉強をしていた彼女は、頑張って知識を言葉としてそのまま覚えようとしていました。
双子葉類、ふた葉、主根と側根、網状脈、セリ、アサガオetc…
みたいな感じ。
全部を言葉として覚えようとしていたんですね。
頑張っていることは誰の目にも明らかですが、正直なところ、これは効率のよい勉強方法ではありません。
「双子葉類」という言葉や、「アブラナ」という言葉はあくまで文字としての情報だけで、そこから得られる情報が少なすぎるからです。
僕は彼女が言葉を暗記しようとしている姿をみて、すぐにi-Padでニンジンとパセリの写真をみせました。
ニンジンを見れば明らかに主根と側根であることが分かるだろうし、葉を見れば網状脈ということが分かります。
もしお母さんの手伝いでニンジンを切ったことがあれば、維管束の並び方だって用意に想像がついたことでしょう。
このように、絵を一つ見るだけで、情報量は格段に変わってくるのです。

僕は知識の定着率は次の等式で表されると考えています。
 知識の定着率=好奇心×情報量×反復回数
知識の定着率を構成する要因のうち、好奇心はもちろん高めることはできますが基本的には幼少期の経験に由来するところが多く、伸ばすにしても時間がかかります。
また、反復回数は一日が24時間というように物理的な制約がある以上、増やそうにも限界があります。
知識の定着率を高める一番効果的な方法は「情報量」を増やすことなのです。
先に挙げた女の子の例で言えば、文字で覚えようとしていたところに写真という情報を加えるという方法です。
勉強をするとき、反復回数を増やそうとする人は多くいますが、情報量を増やすという視点は意外と忘れがち。
是非、単なる言葉としてではなく、視覚情報、聴覚情報というように、できるだけ身体感覚として多くの情報を取り入れることを意識してみて下さい。