ほぼ日刊、SEED君のひとりごと

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いつも同じところで間違えるあなたへの処方箋

2016/11/30

「なぁ聞いて~、昨日ユニバ行ってきてん!」
「へえ、どんなアトラクションに乗ったの?」
「マスコットがちょーカワイくてな、写真とってもらってん」
ややデフォルメした部分もありますが、生徒さんと話していると、たまにこんな会話になることがあります。
聞いたことに対して、まったく違うことを返す。
もちろん聞いて欲しいことがあって話しに来てくれて、その内容は十分伝わってくるので、僕たちとの雑談のときは別に構いません。
ただ、問題を解いているときは別の話。
聞かれていることと全く違う答えを書いて間違えたなんて経験はありませんか?
特に国語でこのパターンの間違えが目立ちます。
答える以前に問題で何を聞かれているのかが分かっていないというパターンです。
「どんな行動」と聞かれているのに、行動を答えていない、「何についての仮説か」と問われているのに、仮説を答えていない。
当たりまえですが、問われていることに答えなければ、正しい解答にたどり着くことはできません。
「ランチのご飯大盛りにできますか」と頼んだら店員から「レタスサラダオススメなんです」なんて返事が来たら驚きませんか?(笑)
それが試験である以上、「聞かれたことに対して答える」ことが大切なのです。
この姿勢は別に、能力や知識量の問題ではありません。
むしろ気構えの与える要因の方が大きいといえるでしょう。

次の文章を丁寧に読んでみてください。
「ほうれんそうを食べると超人的な力を発揮するポパイ。アメリカで大人気のポパイは、初めはほうれんそうを食べるのではなく、にんにくの臭いを嗅ぐことで力を出していました。ある時、にんにくが無くて偶然目の前にあったほうれんそうを口にしたポパイは、いつも以上の力が出せることに気がつきます。以後、ポパイはピンチの時にほうれそんうを食べるようになり、やがてほうれそんうがポパイの代名詞となりました。」
読めたら一つ質問です。
この文章、後半は「ほうれんそう」ではなく「ほうれそうん」となっていたことに気付けましたか?
おそらく多くの人が無意識に「ほうれんそう」と変換していたのではないかと思います。
それも「丁寧に」と注意が添えられた上で。
上の実験はひろさちやさんが記憶について書いた本の中で紹介していたものなのですが、ここからもいかに僕たちが普段「正しく読んでいないか」がわかると思います。
思っているよりもずっと丁寧に・謙虚に文章を読む。
そのことを日頃から心がけるようにして見ましょう。