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ほぼ日刊、SEED君のひとりごと

京都府西京区阪急桂駅前の学習塾、シードゼミのブログです。Facebookで更新しているコラムを転載しております。

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過去問演習の効果は吟味しよう

2016/11/17

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高校3年生をみていると、過去問演習に手を出し始めている人が少しずつ増えてきたように思います。
もちろん過去問の演習は大切ですが、その意義をしっかりと把握しておかなければこの大切な時期に時間を無駄に使う可能性が出てきます。
そもそも、過去問演習をすると点数が伸びるのは、主に問題に対する「慣れ」であり、問題を解くことで新たな実力がついているわけではありません。
したがって、過去問演習によって伸びる点数には限界があるのです。
僕の経験ではその数値は最大でも10%くらい。
どんなに過去問を必死に解こうが、そもそもの知識量が足りていなければ、合格圏に達することはできません。
下の図の赤色で示した山ように、入試問題は基本的な知識から時には高校までの学習範囲を超えたものまでがランダムに並んでいます。
それに対して知識は黄色枠で示したものであり、勉強によって長方形の面積を伸ばしていきます。
過去問演習によって伸びる実力は青い四角で、この黄色と青色の組み合わせで合格基準の値を突破していれば合格となります。
さて、それではどのような場合に過去問演習が有効なのでしょうか。
3パターンの典型例を用意してみました。
合格に必要な点数は黒線で示した65%のラインとします。
①のように実力が全体20%の人は完全に実力不足。
仮に問題演習を通じて+10%の実力を身につけたとしても到底合格ラインには及びません。
反対に③のように実力が合格ラインを超えている場合も過去問演習は無意味です。
そもそも受けに行けば受かるだけの実力が備わっているから。
過去問演習が効果的なのは②のパターンだけなのです。
もちろん第一志望の学校に照準を合わせての過去問演習であるのなら必ずしも無意味とは言いませんが、本命ではない学校の公募推薦などでそれを行うのは得策とは言えません。
自分が今過去問を解くべきなのか、それともまだ知識を定着させなければならないのか。
その見極めを誤らないようにして下さい。