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ほぼ日刊、SEED君のひとりごと

京都府西京区阪急桂駅前の学習塾、シードゼミのブログです。Facebookで更新しているコラムを転載しております。

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大学は「やりたいこと」がなくちゃ行ってはいけないの?

2016/11/3 

大学入試の進路相談をするとき、僕は次のベン図で考えるようにと伝えるようにしています。
もちろんやりたいことがあるのなら、学校のブランドや立地など関係なく、やりたいことのできる学校を選べばいいと思いますが、そんなもの決まっていないという人が殆どだと思います。
むしろ僕は、「やりたいことを決めなければいけない」という強迫観念から、妥協案として「やりたいことを決める」という形で進路を選ぶことの危険性のほうが多いと思うのです。
そうなってしまうくらいなら、他の要素も予め選択の要素に入れておいたほうがいいのではないか。
そう思うため、志望校は①やりたいことと②土地制約③学校ブランドのうち、自分にとってそれぞれがどの程度の重要度であるかを考えるようにと伝えています。
因みにこの3要素のうち、2つだけを満たしている大学の中から進路を選ぶというのは、それほど難しくありません。
自分のやりたいことが決まっていて、土地制約(自宅通いなど)があったとしても、学校名を全く気にしないのであれば進路は必ず見つかります。
或いはやりたいことがあって、ある程度の知名度のある大学に行きたいという場合でも、所在地の制約がなければ大幅に勝率が高くなるでしょう。
もちろん自宅通いでそこそこの知名度というのも同じで、学部は全く気にしないというのであれば、どこか満足のいく大学は見つかります。
問題は3つの要素を100%満たしているところがいいという場合。
全ての要素で納得できる場所でないと嫌だという場合、途端に入試の難易度が高くなります。
僕がやりたいことだけではなく、他の要素も書き出して、自分にとってそれぞれの構成要素が自分の進路選択においてどのくらいの寄与度なのかを把握しておく方がいいと言っている最大の理由はここにあります。
「やりたいことができる学校がいい」といっている人は、十中八九、言外にそれ以外の要素のリクエストを持っています。
しかし「やりたいことができる学校を選ぶべき」と言われてしまうと、他の要素を口にするのが憚られ、外見ではこれらの要素を捨てているように振舞うのです。
実際はそういった要望もあるのでいざ現実的な案を突きつけられたとき、顔を濁してしまう。
そんな風になるのなら、絶対に予め他の要素も書き出して、その上でそれぞれを何%くらい選択の要素としているかを吐き出しておくべきです。
そうすることで、地に足のついた進路選択ができますし、進学後のミスマッチを減らすこともできます。
いよいよ入試も近づいてきて、ただ全力で勉強に打ち込めばいいフェーズから、現実的な進路設計をしなければならない段階に突入しました。
どんな要素で学校を選びたいのか、あるいはどの要素ならどの程度妥協ができるのか。
最低でもこれから4年間は学ぶであろう場所を選ぶにはこうした視点も重要です。
自分の重視する点だけでなく妥協できる部分はどこなのか。
そういった視点からの学校研究もしてみてください!

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