ほぼ日刊、SEED君のひとりごと

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魅力のある自己PRの書き方

2016/10/29

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この時期になると、高校生から公募推薦の志願理由書のアドバイスを求められることが増えてきます。
志願理由書を一緒に考えるにあたり、僕は必ず「できるだけ多くのネタを用意してきて欲しい」と伝えます。
大抵の場合、自分なりに作り上げた完成品を持ってきてくれるのですが、実はその子の魅力をぴったり表現することのできる題材は別のところにあるからです。
自分なりに書き上げた文章を持ってくるというのは、料理でいえば完成したお皿の味を確かめて欲しいと言われるようなもの。
完成した料理に関しては味の良し悪しを伝えることか、せいぜい調味料で微調整しかできないのと同じように、書き上げたあとの文章では、どう磨こうとしても限界があります。
そうではなく、その子の持っている材料のほうを見せてくれれば、僕たちの方でいくらでも「レシピ」を提示することができるのです。
先日志望理由書を持ってきてくれた子は、部活動を途中で辞めたことの扱いに困っていました。
予め考えてきてくれた文章では「部活動を2年間頑張った」という強みとしてPRに用いていました。
彼は「途中で辞めた」という材料を、「2年頑張った」という調理の仕方で志望理由書に仕上げていました。
もちろん、それなりにまとまっていないことはなかったのですが、正直「ちょっともったいないな」という気持ちがしました。
正直なところ材料を「素揚げ」しただけに感じてしまったのです。
彼の持ってきた文章を添削し終えたあと、「こんな見せ方はどう?」と、以下の案を伝えました。
「中学時代は勉強になかなか火がつかず、入試が目前に迫って初めて『もっと勉強しておけば』と後悔しました。そのため高校では勉強で有名な〇〇高校に進学することにしました。高校に入学した私は興味のあった運動部に入部しましたが、次第に部活動が楽しくなり、2年生の中頃には中学時代と同じく勉強をおろそかにする自分がいました。再び進路を考える時期になって、なぜ〇〇高校に入ったかを思い出し、このままではいけないと感じました。だから、大好きな部活動を辞め勉強に打ち込む覚悟を決めました。初心を忘れずにコツコツと努力を積み重ねる姿勢。私が高校生活で貫いたことです。」
もちろんこんな文をまるまる伝えては彼の志願理由書ではなくなってしまうので、そのとき伝えたのはあくまでプロットだけ。
しかし、2年近く彼のことを側で見てきた僕としては、絶対にこのようにした方が彼のよさを表すことができると感じていました。
僕が行ったのは、彼の持っている素晴らしい材料に対して、素材が最も活きる調理方法は何かと考え、それを提示することだけ。
あくまで本人の学校生活があるから提案できることです。
本人の魅力は、意外と自分自身では気付けないものだったりします。
僕たちが志願理由書の添削でできることは、そんな本人も気付かない魅力を引き出す作業です。
もし志願理由書で悩んでいる人がいたら、気軽に相談して下さい。
皆さんを身近で見てきた僕たちが、自分でも気付かない魅力を引き出します!