ほぼ日刊、SEED君のひとりごと

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武器と技を持とう

2016/10/25

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道具は使うことと手に入れることが重要です。
たとえば、ルパンⅢ世に出てくる石川五右衛門は刀の名手ですが、どんなに素晴らしい技術を持っていたとしても刀がなければ力を発揮できません。
逆に、何でも切れる斬鉄剣のような刀を持っていても、僕たちのように刀に触れたことがない人間では使いこなすことなど到底できないでしょう。
武器は持っていることと、使い手の技術がそろって初めて意味があるものなのです。

これは勉強にも当てはまります。
たとえば、模試が返却されるとすぐに「あかんかった」といって難しい問題演習に向き合う子。
もちろんその熱量は非常に大切ですが、必ずしも問題集に向き合うことが成績を伸ばす方法であるとは限りません。
そもそも、特定の単元の知識がすっぽり抜けているのだとしたら、演習したところで成績が伸びる余地はありません。
これは、武器を手に入れずに技を磨いている状態。
知識が十分に定着していないのであれば、体系的な説明が載っている問題集を用意し、(そしてできるなら左手に教科書を携えて)イチから知識を入れる必要があります。

逆に、点数が芳しくなかったからといって、ノートまとめや一問一答のような基本的な問題の反復ばかりを一生懸命に行う子も少なくありません。
こちらも姿勢は素晴らしいけれど、効果はあまり期待できません。
なぜならこのタイプの生徒さんの場合、問題へのアプローチの仕方が課題となっている場合が多いからです。
いわば、武器集めに必死になって技を磨いていない状態です。
斬鉄剣和銅一文字も天鎖斬月も持っていても、刀を握ったことがないとしたら、ミスターサタンに勝つことだってできません(笑)
問題演習をする中で公式や構文の使い方を身につけることが不可欠です。

成績を伸ばすためには、物量だけでなく適切な取り組みが不可欠です。
将棋部に所属する人が基礎トレーニングといってスクワットをしても効果は出ませんし、料理人になりたい人が脚力を磨いても仕方がありませんよね?
頑張っても成績が伸びないと悩んでいる人はまず、がむしゃらに走り出そうとはせず、自分にとって必要な勉強が何であるのかを考えることも必要です。
武器が欲しいのか、それとも技が欲しいのか。
ちょっと立ち止まって考えてみることも大切かもしれません。