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ほぼ日刊、SEED君のひとりごと

京都府西京区阪急桂駅前の学習塾、シードゼミのブログです。Facebookで更新しているコラムを転載しております。

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速く解くな、ゆっくり解け!

勉強方法全般

2016/10/12

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僕はよく、とにかく速く問題を解こうとする子に、「速く解くな」とアドバイスします。
速く解くことを意識していたら、いつまで経っても実力は上がらないからです。
そもそも速く解くという行為は、今ある自分の能力における情報処理スピードを上げるための手段です。
今まで一問解くのに10分かかっていた問題を5分で解けるようになる。
これは厳密にいえば「慣れた」のであって、「実力がついた」のではありません。
仮に今目の前にレベル3という難易度の問題があったとして、同じレベル3の問題に関してはどんどん解くスピードがあがるかもしれません。
しかし、もしレベル4の問題が登場したらそうでしょう。
速く解くことで身につけられたのは、今の実力で解くことのできる問題に対する情報処理のスピードであって、根本的に今の実力以上のものを解くことができるようにはなりません。
速く解くというのは、すでに自分の実力が目標値に達している場合に有効な戦略なのです。

では、そもそも現在レベル3までの問題を解ける人がレベル4の問題を解けるだけの実力をつけるためにはどのようにしたらよいのでしょうか。
ここで最も有効な手段が、「遅く解く」練習を積み重ねることです。
ピアノでもそうですが、新しい、より難しい曲に挑戦するときは、まずゆっくりと一音一音確認しながら弾いていきます。
右手の音がとれたら次に左手を、そして両手を合わせてみて、それからゆっくりと速くしていきます。
勉強だってこれと同じです。
より難しい問題に挑戦するときはじっくりゆっくり深く考えて、少しずつ理解していく姿勢が大切です。
すでに弾ける曲をどれだけ速く弾けるようになっても、それはピアノの腕が上達したわけではないのと同じように、勉強も速く解けるようになることがそのまま実力と言うわけではありません。
というかそもそも速く解けることが目的でもないですよね?笑
周りよりも速く解けると気分がいいことは分かります。
でも、速く解ける子であればこそ、スピードなんて分野ではなく、もっと大きな枠で勝負ができるはず!
「速さ」にこだわり過ぎない勉強を意識するようにして下さい!