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覚えて当てはめる

2016/08/22

以前、勉強は突き詰めると「覚えて当てはめる」ことだと書きました。
正確に知識を覚えて、問われている内容に正確に当てはめる。
よほどの難問を除き、これを徹底すれば大きく失点することはありません。
逆に言えば、テストで大きく点数を落としてしまう子は、この基本法則を十分に体得できていないということです。
「覚えて当てはまる」という基本法則ですが、細かく分解すると、以下の4パターンに分けられます。
①覚えて当てはめることができる。
②覚えたけれど当てはめることが出来ていない。
③覚えていない知識を強引に当てはめる。
④覚えていないし、当てはめる訓練も積んでいない。

上の4つの分類のうち、④に該当する子は、まず「覚える」練習でも「当てはめる」訓練でもいいのでとにかく②か③のフェーズに移行しなければ始まりません。
裏を返せば、④から②や③に行くにはどのような形の努力でも構わないので今回は置いておきます。
問題は②や③にいる人が①の段階に移行する方法です。
それぞれの症状によって、対処の仕方が全く異なります。
まず、③に該当する人について。
これは比較的男の子に多い傾向です。
本来覚えておかなければならない社会や理化の知識、英語の単語などが十分に定着していないがために、問題文の中から自分の知っている言葉をみつけると、それに対して答えを探そうとしてしまう。
これが「覚えていない知識を強引に当てはめる」というタイプに当てはまる人の誤答の特徴です。
ここに該当する人は、自分の覚えている知識とそうでない知識を明確にし、覚えていない知識を重点的に復習する必要があります。
一問一答の問題集などを用いて、自分の苦手な知識を洗い出してみて下さい。
そのさい、確実に分かるものには〇、自信がないものは△、間違えたものは×と、3択で丸をつけると良いでしょう。

つぎに②に該当する人について。
このタイプはノートを丁寧にとったり、授業の一言一句を覚えようとしたりする子に良くあらわれる傾向です。
しっかりと知識は定着しているのに、なぜか問題がとなると解けない。
ここに属する子は、ひとことでいえば「武器を使い慣れていない」のです。
たとえどんな名刀を持っていても、刀を振ったことのない剣士がそれを使っても効果がないのと同じように、知識は使わなければ磨かれません。
知識はあるのに問題になると解けないという子はきっと、頭の中でどのちしきも並列に収納されているのだと思います。
一度、どの単元でもいいのでワークなどのまとめの問題のような単元の復習の部分を2冊ほど解いてみて下さい。
そうすると、よく問われる知識とそうでないものの判別がつくようになると思います。
そして、優先順位さえわかれば、知識の引き出し方も分かるはずです。

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