ほぼ日刊、SEED君のひとりごと

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受験生の持つ二つの義務

2016/06/19

大学入試にあたって、受験生のみなさんには、果たさなければならない2つの義務があります。
一つは全力で勉強をするという義務。
高校受験もそうでしたが、大学は別に行かなくてもいい場所です。
また現在は学校の収容数が全体の学生数を上回っているため、数字の上では学校を選ばなければ必ず大学には受かることができます。
そんな中で、皆さんは「大学に行きたい」という選択をし、「志望する大学に入りたい」という選択をしているわけです。
で、あるならば当然相応の義務を果たさねばなりません。
それが勉強をするという義務です。
誰かにやらされた勉強であれば、やりたくないのも分かります。
しかし、それが自分で選んだことであるのであれば、自らを律するのは当然のことです。
これが一つ目の義務。

受験生にとって必須のもう一つの義務は、「説明責任を果たす義務」です。
勉強をする義務に関しては比較的分かりやすいでしょう。
実際に、多くの生徒さんがこのことを自覚して勉強に励んでくれています。
一方で、説明責任の義務は忘れがち。
これは、ご両親に対して、勉強の経過や進路志望などを定期的に伝えることを指します。
例えば、私立一般入試を受ける場合、一受験あたり、3万5千円前後かかります。
当然一校だけというわけにはいきませんから、3校受けるとしたら約10万円。
入試を突破すると、授業料の前に入学金を大学に納めなければなりません。
これが数十万円です。
皆さんの努力の裏では、こうした金額のお金が動いているのです。
これらを用意してくれるのは保護者の皆さま。
言わば、株式会社における株主です。
企業が株主に説明責任を負うように、皆さんだってこうしたお金を工面してもらっている以上、保護者の方々に勉強の進捗を説明しなければいけません。

現実的(お金)な部分は任せきりで、自分は夢を追いかけるだなんて、少し都合が良すぎます。
一生懸命勉強をしているときに「勉強はどうなの?」とか「志望校はどうするの?」なんて言われると、ムカッとするときがあるかもしれません。
しかし、それは皆さんが勉強するのと同様に負った義務なのです。

毎年、入試直前になってご両親と進路の件で揉めたという悩みをこぼす子が出てきます。
受験直前のこの手のトラブルは大きな痛手です。
こうした事態を防ぐためにも、日頃の情報共有は不可欠です。
勉強の進捗を聞かれることはときに気分のいいものではないかもしれません。
しかし、それは受験に関する費用を賄ってもらうことへの支払うべき対価と割り切ったらどうでしょう。
お母さま、お父さまからのこうした質問は、皆さんにたいする期待値の裏返しなのです。
勉強の義務だけでなく、説明責任の義務も意識して、安定した受験勉強にして下さい。