ほぼ日刊、SEED君のひとりごと

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やる気に頼らない

2016/06/17
やる気をもって勉強に取り組んでくれることは非常にすばらしいことなのですが、やる気に「頼って」勉強をするという人は、少しだけ注意が必要です。
黒子のバスケというマンガに、選手が極度に集中した瞬間にだけ目覚める「ゾーン」という状態が登場するのですが、やる気とはこの状態に似ています。
やる気はする・しないという動作動詞ではなく、その状態にあるという状態動詞です。
気づいたらそうなっているだけなのです。
スーパーマリオでいうところのスターを取って無敵の状態。
マリオでスターが特殊な状態であるのと同じように、勉強ではむしろ「やる気がある」というのが特別な状態なのです。

勉強に慣れている子ほど、やる気になろうとは思いません。
勉強をしようと机に向かったときに、なぜかやる気があればラッキーくらいの感覚。
慣れているひとほど初めから「やる気」なる抽象的なものには期待していないのです。
逆に、普段勉強をしていない生徒さんほど、やる気に対する期待値が大きいように思います。
「やる気さえ出れば勉強が捗るのではないか」「やる気さえ出ればなんとかなる」「やる気さえ出れば…」
やる気になったから勉強ができるのではありません。
勉強をしていると不意にやる気になるという「状態」が訪れるのです。
ここの順序を誤ってはいけません。
「やる気になる→勉強ができる」ではなく、「勉強をする→やる気になる」という順序です。
やる気になれないといって、机に向かってもダラダラと時間を浪費するだけの人がいます。
しかし、これはバスケをしてもいないのに「ゾーン」に入れないと嘆いているのと同じです。
極限の試合の中であらわれるのであり、試合を指定なければそもそもたどり着けるわけがありません。

やる気に頼らず、まず動く。
それだけです。