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ほぼ日刊、SEED君のひとりごと

京都府西京区阪急桂駅前の学習塾、シードゼミのブログです。Facebookで更新しているコラムを転載しております。

阪急桂駅徒歩1分!京都市西京区に根ざして15年。地域密着だからこそできる、ひとりひとりににあわせたきめ細やかな指導が自慢です!

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スプーン曲げこのタネと、模擬試験の使い方

2016/06/06
日曜の夜8時、テレビでスプーン曲げのパフォーマンスをしていたとします。
超能力者の手元で見事にスプーンは曲がる。
次にその演者はお茶の間に向かってこう叫びます。
「みなさんも手元にスプーンを用意して下さい。」
演者がカメラ越しに僕達のスプーンに気を送ります。
生放送のスタジオには、演者の掛け声とともに視聴者からの「曲がった」という電話が鳴り響く。
一昔前のテレビで見かけた光景です。
みなさん、この超能力者が画面の前にいる人たちの手元にあるスプーンを曲げた方法がお分かりでしょうか?
実はこれ、「成功した人がテレビ局に電話をかける」というところにヒミツがあります。
仮に日曜8時というプライムタイムの視聴率が20%であったとしましょう。
(昔ならこのくらいの視聴率もありました。)
日本人全体の5人に一人が見ている状態。
約2000万人の視聴者です。
当然これだけの人数がいて、それぞれが家庭にあるスプーンを持ってくれば、中には偶然曲がりやすいものを容易する人も出て来ます。
恐らく千人に一人くらいは何らかの拍子に曲がるはず。
実際に起こった現象としては99.9%の人の手には、何の変化もしなかったスプーンが握られたまま。
客観的にみたら、明らかに失敗です。
しかし、テレビにかかってくるのは、「成功した」という声ばかり。
仮に視聴者の中の1000人に一人しか成功していなかったとしても、2万人の「スプーン曲げに成功した人」がいるのです。
奇跡が起きたわけでも何でもなく、何か凄いことが起きたと見せるテクニックです。
一歩引いて、そして自分の頭で考えれば、十分に理由は見抜けます。
問題に向き合うのは、これと同じです。
手が止まった時は、一旦視点を引いて見て下さい。
「これだ」と思って問題に向き合っていると、その視野は狭くなってしまいます。
そして、一歩引いて問題文をみたら、何を問われているのかを自分の頭で考えて下さい。
丸暗記した知識をそのまま当てはめるだけでは答えにたどり着けません。
今週、中学生の皆さんは模試があります。
定期テストとは違う、自分の実力を測るためのチャンスです。
現状の自分が持つ実力を十分に発揮して、頑張って下さい。
また、その際に重要なことが、先に書いた「一歩引いた目で見る」ことと、「自分の頭で考える」ことです。
試験に出てくる応用問題も超能力をも、基本は同じです。
目先の現象(出題のされ方)に惑わされないように注意して下さい。