ほぼ日刊、SEED君のひとりごと

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LINEで読解力は低下するか?

2016/04/26
次の1~3の語句を、読点を使わずに1つの語句にするには、どう並べたらよいですか。
1.昨日街で会った――少女
2.色の白い――少女
3.帽子の似合う――少女
朝、ニュース記事を読んでいたときに流れてきた記事(http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48516)に載っていた問題です。
面白いなあと思ったので引用しました。
この問題、正解は「昨日街で出会った帽子の似合う色の白い少女」で1→3→2となります。
もしこれを「昨日街で出会った色の白い帽子の似合う少女」としてしまうと、「帽子の白い」というように、意味が変わってしまいます。
大切なのは、「正解がわかる」ことではなく、「帽子の似合う色の白い少女」と「色の白い帽子の似合う少女」では意味が変わるということが理解できるかどうか。
大切なのは、「正解がわかる」ことではなく、「帽子の似合う色の白い少女」と「色の白い 帽子の似合う少女」では意味が変わるということが理解できるかどうか。
みなさんはこの違い、はっきりと理解できているでしょうか?
どの言葉が何を詳しく説明しているかを、修飾-被修飾の関係と言うのですが、これをしっかり理解しようとしたら、「書き言葉」に慣れることが欠かせません。
「いやっ、オレらLINEやTwitterで文字書いてるし」って思う子もいらっしゃるかもしれませんが、そういった場での「書く」作業は全て「話し言葉」です。
実はここがポイント。
普段僕たちがスマホで使う言葉は、そのほとんどが書き言葉ではなく話し言葉を文字にしただけのものです。
そのため、文脈や言葉のつながりではなく、雰囲気が重要になってくる。
こういった「話し言葉での筆記」では、文の意味するところを頭で考える「読解」という作業がないため、読む力はつきません。
むしろ、話し言葉での筆記に慣れてしまい、読解力が低下する可能性もあります。
日常生活に話し言葉が溢れているからこそ、書き言葉を意識する。
こういった日頃の心がけが、読解力を伸ばすために非常に大切になってきます。
最初の例題で「うーん」と迷った子はなおさら、「書き言葉」を使うように心がけて下さい。