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報酬とモチベーションの関係

2014/04/23
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報酬と結果に関する実験の一つに「ろうそくの実験」と呼ばれるものがあります。
被験者の人にはろうそくと容器に入った画鋲が渡され、それらを使ってろうそくを壁に立ててもらうという実験です。
被験者は2つのチームに分かれ、一方のチームにはより速く解決した上位25%には報酬が支払われると伝えられ、それぞれの解決時間が計測されました。
実験は、報酬について知らされていないグループのほうが平均時間が短いという結果になったのだそう。
ろうそくを壁に立てるというのは創意工夫が必要です。
一方で同様の実験を、かなり簡略化(頭を使わない状態に)して行った場合、報酬が出るチームのほうが結果が良くなりました。
これらの実験では、単純作業では報酬が効果を発揮する反面、創意工夫が必要な事柄に対して報酬を設定すると、それを手に入れたいという欲求が視野を狭め、それゆえに結果が悪くなるということが証明されました。
この研究をTEDというカンファレンスで発表したキャリアアナリストであるダニエル・ピンクは、創意工夫のいる分野においてうまく行くためには自主性 (自分の人生はじぶんで決めたい) 成長 (大切なことについて上達したい) 目的 (自分自身がより大きな何かのためにやりたい)が大切だといっています。
これを勉強に当てはめたらどうでしょう。

計算練習や英単語といった単純作業は褒める、何らかの褒美を与えるといったことで成果が出るといえます。
しかし、創意工夫が必要な応用問題に関してはこうしたアプローチはむしろマイナスに働きます。
本当に実力をつけようと思ったら、自主性・成長・目的という内在的な動機が不可欠なのです。
あと一歩のところで伸び悩んでいるという人は、ここのところを意識してみてください。