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ほぼ日刊、SEED君のひとりごと

京都府西京区阪急桂駅前の学習塾、シードゼミのブログです。Facebookで更新しているコラムを転載しております。

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日常生活に文字を取り入れる

2016/04/08
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よく子供たちの読解力の低下という言葉を耳にします。
そして僕たち自身、授業の中で子供たちと接していて、このことは強く感じます。
読解力の低下の原因として、読書をしなくなったことやゲームの普及が挙げられることが多いですが、僕はもっと違うところに根本原因があると考えます。
読解力が低下した最大の原因は、そもそも「文章を理解する」必要がなくなったことにあると思うのです。
僕たちが子供の頃は情報に触れようとした場合、否応なしに「文章を理解する」必要がありました。
主な情報の収集元は本であったり、ネットが普及したとしてもTwitterなどのショートメッセージではなく、ブログなどの一定の文章を読まなければなりませんでした。
テレビを楽しむ場合も、今ほどテロップに溢れていないため、聞き取って「理解する」ことが求めれました(試しに10年前の番組をYouTubeで検索してみてください)。
ゲームでをするときでさえ、説明書や攻略本を読んで理解する必要がありました。
今はあらゆるサービスで、そういった「理解する必要」がどんどんなくなりつつあります。
文章を読んで理解するのではなく、「立ち入り禁止」と見て脚を止めるというような、記号として文字が「読め」れば日常生活は困りません。
そんな「文章を理解する必要がない」環境で幼いころから育てば、読解力が低下するのも、ある程度仕方のないことのようにも感じてしまいます。
とはいえ、読解力が低くていいのかといったら、決してそんなことはありません。
勉強に限らず、あらゆる分野で活躍するためには、読解力が不可欠です。
では、どうやったら読解力を身につけることができるのでしょうか。
これを解決するためには日常生活の中で読解力を要する機会を増やしていくことが最も有効であると考えます。
例えば、親子でのLINEのやり取りで、お母さんが意図的にスタンプではなく、長い文章で返信する。
あるいは、日常会話の中で少し難易度の高い語彙を用いる。
このように、日常に「読解の必要性」を混ぜてあげることが、読解力を付けさせる有効な方法だと思うのです。
普通に生活していたらほとんど「読解」をする必要のない現代だからこそ、意図的に読解を要する環境を用意してあげる。
このような「環境づくり」こそ、読解力の低下を食い止める方法ではないかと思います。
少しかたい文章になってしまいました(すみません。。。)