読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ほぼ日刊、SEED君のひとりごと

京都府西京区阪急桂駅前の学習塾、シードゼミのブログです。Facebookで更新しているコラムを転載しております。

阪急桂駅徒歩1分!京都市西京区に根ざして15年。地域密着だからこそできる、ひとりひとりににあわせたきめ細やかな指導が自慢です!

SEEDゼミウェブページもあわせてよろしくお願いします!

分解英語構文No6. [S have been dead for X年月 (Sはx年前に死んだ)]

My mother have been dead for ten years.
(母は10年前に亡くなった。)
構文 [S have been dead for X年月] (SはX年前に死んだ)

f:id:kurumi10021002:20160401230808g:plain

 

 現在完了形の継続用法を利用して「X年前に死んだ」という意味を表すこの用法は、時制の知識の中で最もイメージを捉えにくいものの一つだ。[have been dead for X年月]で「何年前に死んだ」という訳になることがイメージしづらい最大の理由は、英語圏の人々と我々日本人の死生観にある。
 日本人の死生観は仏教や神教に由来する。死んだら神様になるか、死んだあと再び生まれ変わるという輪廻転生の死生観だ。それに対して英語(キリスト教)圏の人々における死生観はBody&Soulで説明できる。彼らにとって、生まれるとは「肉体に魂が宿る」ことであり、死ぬとは「肉体から魂が抜け出る」ということなのだ。死ぬと魂は身体を抜け、中を漂う。英語圏の人にとって、「死ぬ」とは「身体と魂が分離した状態になる」ということなのだ。(このイメージは、死んだら生まれ変わるという考えの下では絶対に生まれない。)上の構文は「肉体から魂が離れた状態がX年継続している。」と考えればよい。
因みにマンガONE PIECEに登場するブルックというキャラクターはまさにこの価値観。魂が身体から離れた(=死んだ)状態が50年続き、その後に魂が身体に戻ったという設定は、まさに英語圏の死生観だ。