ほぼ日刊、SEED君のひとりごと

京都府西京区阪急桂駅前の学習塾、シードゼミのブログです。Facebookで更新しているコラムを転載しております。

阪急桂駅徒歩1分!京都市西京区に根ざして15年。地域密着だからこそできる、ひとりひとりににあわせたきめ細やかな指導が自慢です!

SEEDゼミウェブページもあわせてよろしくお願いします!

28年度京都府公立入試(中期)講評(社会)

ウェブページ用に書いた28年度京都府公立入試(中期選抜)の解答速報からの引用です。

 

全体概要
 例年通りの出題傾向。各大問とも、分野ごとに独立した形での出題ではなく、一つのテーマから地理・歴史・公民の3分野にまたがって出題される総合型の問題となっている。作図や読図の問題も公立独特の出題。どの問題も難しい知識が問われているのでなく、教科書の太字レベルの知識さえおさえておけば十二分に対処できる。ただ、一問一答という形式ではなく、ちょっと設問それぞれの内容を理解したうえで解答する必要はある。普段から教科書を通読し、流れや図表・資料をきちんと把握しておくことが大切。

設問別概要[第1問]
(1)地図を使った問題-地図にない大陸を特定させる問題:よく出題される。簡単にとける。「内陸国」という用語も簡単。
(2)フランスの歴史的特色を把握する問題-「人権宣言」という言葉で判断。
(3)アフリカ大陸の海岸線の作図-赤道(←頻出)の位置をきちんと把握できていれば解ける。
(4)国連加盟国数の地域ごとの推移-折れ線グラフからだけの特定は難しいが、左の年表の内容を確認すれば、問題なく解けるはず。与えられた資料は全て目を通すこと。
(5)地球温暖化の原因となるガス-二酸化炭素:CO2がすぐに思い浮かぶが、設問中にその言葉が存在するので、答えは「おんしつこうか」ガス。注意したい問題。

設問別概要[第2問]
(1)日本近海の海洋-基本問題。
(2)北海道の歴史について時代順に並べ替える-やや難しい。「松前藩」や「開拓使」をどのあたりの年代に特定するかが正答へのカギ。歴史の流れを把握させる問題は毎年出題される。特に年号を暗記する必要はないが、出来事の並びはきちんとおさえておきたいところです。
(3)北海道の平均気温と季節の特定-図の内容を読み取れば簡単に解ける。
(4)「公正」の考え方-「効率」との対比で考えれば難しくない。新傾向。
(5)ヤルタ会談ソ連の参戦:やや難。特に参戦の日時を特定させる問題は微妙。
(6)需給曲線の読み取り-難しく捉えずに、グラフを素直に読み取ること。設問中の表現に惑わされないように。
(7)地形図を使った問題-頻出!計算結果を常識的に判断する視点も大事。
(8)財産権の分類-よくミスる問題。社会権と判断してしまう人が多いが、職業選択や財産権の保障は自由権です。昨日の過去問演習でも注意しましたよね!
(9)中世の社会と貨幣-こういった貨幣制度や産業分野といった歴史のメインストリームとは違うところから出題されるのも、公立入試の特徴ですね。
(10) 耕地面積・農家総数・農業出荷額の問題-「人口密度」(←頻出テーマ)に関するものと同様の計算問題。これも頻出。難しいそうであるが、容易な割り算の問題です。

設問別概要[第3問]
(1)16~17世紀の歴史-並べ替えの問題はやや難。「漢城」という言葉から朝鮮出兵が思い出せるかがポイント。
(2)平安時代の文化-文化的特色を把握できていれば容易。
(3)石川県の県庁所在地-都道府県名と県庁所在地名が異なる問題は頻出。基本中の基本!
(4)法律の成立-基本
(5)5世紀の交易-シルクロードの交易の問題。教科書に記述(歴史P23) はあるものの、ここで「ぶどう」を選択するには勇気がいる。「紙」が中国(漢)で発明されたということがわかっていれば解けるのだが、それを特定するのも難しい。「仏教」の発祥地は問題なく解けるはず。