ほぼ日刊、SEED君のひとりごと

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中学準備講座特設コラム⑤トトロは好きですか?外で遊ぶのは好きですか?

去年に新開講した中学準備講座のために書いたコンテンツの再掲載です。


 山一面に溢れる木々の温もりに水のせせらぎ。どれほど走り回っても行き止まりのない大自然。「となりのトトロ」には、生き生きと子供たちが走り回ることのできる田舎の風景が描かれています。監督の宮崎駿さんは、子供たちが大自然の中でイキイキと遊びまわって欲しいという願いを込めて、この作品を作ったのだそうです。そんな宮崎駿さんが、マンガミュージアムの館長でもある養老孟司さんとの対談の中で、「トトロを見た子たちが自然の中で遊びたいと思ってもらえたらと願ってこの作品を作ったのに、トトロが好きで部屋に閉じこもって何度も見ていると嬉しそうに話された時には複雑な気持ちだった。」と語っています。対談で宮崎監督は、トトロを例に出して、映画の情報量と現実の情報量について語っていました。曰く、確かに映画ではイキイキとした自然が描かれていて、それも「事実」だけれども、一方で、実際に自然の中で遊べば気持ち悪い虫も沢山いるし、汗でベタベタになる。そういうものも含めて、実際に触れることの情報量は映像でみることと比較にならないのだそうです。

 中学校に上がると、今までの習い事に加えて部活動、それから勉強することも増えてきます。そもそも学校の時間も小学校よりも長くなる。そうなると、今よりもずっと生活は忙しくなります(もちろんそれが楽しいのですが)。僕たちが中学校に入るまでに行って欲しいことの一つは、教科書の知識に実際に触れることです。理科で植物が互いに重なり合わないように葉をつけていると習ったら、野山に混じって実際に植物を見てみる。社会の授業で金閣寺が出てきたのなら、休みに連れて行ってもらう。そんな風に実際の目で見て、手で触れて、ワクワクを感じて欲しいのです。幸いなことに、京都の西京区周辺は、自然に触れたければ西芳寺川の辺りにいけばすぐに山があり、歴史的に有名な寺社にもすぐに行くことができます。日頃当たり前に接しているかもしれませんが、他県からみたら、こんなに好奇心を刺激するのに適した地域はありません。せっかくそうした環境があるわけなので、ぜひぜひ今のうちに本物に触れる経験をしてみて下さい。先取りで覚えた計算公式よりも、国語の問題を解くテクニックよりも、小学校のうちにつけた好奇心こそが、さらに多くのことを学ぶ中学校で、みなさんの1番の力になるはずです。