ほぼ日刊、SEED君のひとりごと

京都府西京区阪急桂駅前の学習塾、シードゼミのブログです。Facebookで更新しているコラムを転載しております。

阪急桂駅徒歩1分!京都市西京区に根ざして15年。地域密着だからこそできる、ひとりひとりににあわせたきめ細やかな指導が自慢です!

SEEDゼミウェブページもあわせてよろしくお願いします!

スピード自慢に要注意です!

2016/01/12

毎週夕暮れ時、決まった曜日になると、上のピアノ教室からショパン仔犬のワルツが聞こえてきていました。
初めて聞こえてきた片方ずつの手で弾くメロディが、ひと月ほどすると、しっかりとした「ワルツ」になり、密かなファンとしてその演奏を楽しみにしていました。
顔も分からない奏者の仔犬のワルツに興味を惹かれた1番の理由は、上達してもペースを崩さない、その安定した演奏にありました。
この曲は原曲が非常に早く、慣れてくると早弾きをしたくなりがちです。
しかし一般人がそんな早く弾けばペースが乱れ、とたんにワルツの優雅さは失われてしまいます。
僕たちがあの曲を弾きこなすには、早くなりすぎないことが不可欠です。
これは勉強においても言えることで、問題に慣れてくるとどうしても早く解きたくなってしまいます。
しかし、早さを求めればその分精度と思考を犠牲にすることになります。
おまけにそうやって手にした「早さ」は全く意味のないものです。
50分を与えられた試験を半分の時間で終えても時間いっぱい使っても、得点が同じならば評価は変わらないからです。
慣れてきたときこそ、早く解こうとしない自制心が必要です。
そんな意識もあり、彼(彼女?)の仔犬のワルツに、思わず聴き入ってしまったわけです。
この前ふと意識を向けたら、次は通称猫のワルツと呼ばれる作品が聞こえてきました。
こちらも早弾きに行きがちの楽曲です。
前の曲同様に、思わず聴き惚れてしまう仕上がりになるのだろうと、密かに楽しみにしている今日このごろ。。