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ほぼ日刊、SEED君のひとりごと

京都府西京区阪急桂駅前の学習塾、シードゼミのブログです。Facebookで更新しているコラムを転載しております。

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2015/11/21 余事象の考え方をマスターしよう!

雪舟水墨画に、現在京都博物館で展示中の琳派風神雷神図屏風と、どちらも余白の美しさが、魅力の作品です。
キャンバスいっぱいに色を使い作者の意図を張り巡らせることを是とする西洋絵画に対して、何も書き込まないことに美しさを見出した日本画
日本人の空間認識として、「余白」に着目することが日常的であったのかもしれません。

その名残か、図形の問題が出てくると必ずといっていいくらいに登場するのが、余事象という考え方です。
「メインで無い部分に注目することで答えを導く」のが、余事象という解法。
解いている様子を見ていると、この解き方が苦手な生徒さんも少なくありません。
どうしても、メインとなる図形に目が奪われて、全体からいらないものを削るという思考に辿り着かないみたいです。
図形問題で手が止まったら、一度解答用紙から視線を上げて、辺りを見て下さい。
一度グッと近づき過ぎた問題から距離を取ることで、全体が見えるようになるはずです。

昔の人はおそらく、茶の湯や華道で気を張り詰めた間に、掛け軸に描かれた水墨画も屏風の絵を見てひと息ついた事でしょう。
だからこその、描き込みすぎず、ゆとりある作風なのだと思います。
図形問題で手が詰まったら、視界を周囲に向けて下さい。
「余白」に意識を向けることで、思わぬ答えに向かう道筋にたどり着くこともあるはずです!