ほぼ日刊、SEED君のひとりごと

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No.309 テスト攻略のキーワードは「インストール」と「使い方」

2017/05/19

中学生、高校生ともにテストが近づいて、だんだんと平日でも自習をしに来る子が増えてきました。

昨日も今日も、勉強をしに来る子が多くて、ピーク時には自習用の教室から溢れ、受付や僕の仕事机を使って勉強をする生徒さんが出てくるほど(笑)
せっかく頑張ってくれているので、僕たちもできる限り彼らの力になりたいと思いながら、テスト期間の日々を過ごしています。

さて、テスト勉強において、僕はいつも「勉強は『インストール』と『使い方』だ」というお話をしています。
例えばイラストレーターや動画編集ソフト、或いはスマホゲームアプリだってそうですが、そもそも技術を身につける前にそれらのソフトをインストールしなければなりません。
また、インストールしただけではダメで、ソフトをインストールしたのなら今度はそれを使いこなす訓練をしなければなりません。
この2つのフェーズがあって初めて何かしらを習得することができるわけです。
勉強もまったく同じ。
そもそも問題を解く上で必須の知識をしっかりと定着させて、その上でそれを使いこなせるように訓練をする。
僕はこれを「インストール」と「使い方」と呼んでいます。

今まで何人もの生徒さんを見てきましたが、テスト勉強で躓いているひとは、概ね次の2種類に分類されます。
①インストールに苦戦している、②インストールせずに使い方ばかりを磨いている
です。
心当たりのある人はいませんか?(笑)
一つ目の、インストールに苦戦している場合の最も効果的な解決策は、まとまった時間を投入することです。
0から1を作るのは、1を2にするのと比べ物にならないくらいのエネルギーが必要です。
①で躓いている子は、このラインに届いていない。
まずは絶対に覚えなければならない公式や構文、単語や重要表現について、まとめて時間を作って頭にたたきこんでしまう。
こうした勉強が有効です。

もう一つの「インストールせずに使い方ばかりを磨いている」タイプの生徒さんもよく見かけます。
だから何度やっても同じところで間違えてしまう、或いは同じ問題なのにある場所では正解で別の場所では間違えている。
こういうタイプの方は、2つ目の「インストールせずに使い方ばかりを磨いている」に当てはまります。
こうした症状に見舞われるのは、そもそも公式や構文が頭に入っていないことが原因です。
まずはその単元を理解するのに必要な最低限度の知識を身に付ける(インストール)することが必要なのです。

テスト勉強は「インストール」と「使い方」。
このことを肝に銘じて勉強するだけで、かなり結果が変わってくるように思います。
今から勉強を始めようという方は、この事を意識してみてください!

勉強において重要なことの8割が、実は勉強以外の部分にある

2017/05/12

受験生に対して僕はいつも、勉強を始める前に周辺の状況から整えようというお話をします。
もちろん勉強を行うことは重要なのですが、勉強が思うように続かないという子の殆どが、勉強以前の学習習慣に原因があります。
部活動、生徒会などに時間が取られてしまう、家に帰ると疲れて寝てしまう、勉強をしなければならないことはわかっているけど時間がない。
こんな相談をよく受けるのですが、これらは全て「生活習慣」を見直すことで改善できる問題です。
上の症状に自覚のある人は、勉強計画を立てる前に生活習慣を見直してください。
具体的には「睡眠時間」の固定化です。
次のポイントにこころあたりがある人は要注意です。
①日によって寝る時間が異なる
②睡眠時間が7時間以内である
③目覚まし時計で起こされて頭がボーっとしている
④土日はお昼すぎまで寝ている
スマホをいじりながら寝落ちする
①~⑤の内容に3つ以上心当たりがある人で勉強習慣が上手く定着しないと悩んでいるとしたら、それはおそらく勉強以前の問題です。
十中八九、睡眠が日頃のパフォーマンスに悪影響を及ぼしています。
「そんなこといったって宿題が終わらないから…」なんて声もよく聞きますが、それは、宿題が多いから終わらないのではなく、パフォーマンスが低いから終わらないのです。
仮に、自分の健康状態が100%の状態で2時間かかる宿題があったとして、睡眠不足で50%のパフォーマンスしか出せていないとすれば、同じ宿題を終えるのにも4時間近くかかってしまいます。
このパフォーマンスの悪さが原因で余分にかかった時間を睡眠時間から捻出すれば、次の日の効率はさらに悪くなる。
宿題が終わらないのは、こうしたスパイラルに陥った結果、パフォーマンスが低下していることに大きな原因があるのです。
(ある研究によれば睡眠時間が6時間くらいだと泥酔したオッサンくらいのパフォーマンスなのだとか…)
毎日の宿題に追われる中でまずは睡眠時間を確保して残った時間で勉強をしようと言われても、「そんなことできるわけない」と不安に思うかもしれません。
実際にほとんどの人がそう思って、睡眠時間を犠牲にして、課題をこなしている。
(因みにサラリーマンの残業の多さも、実はこの「不安感」に原因があります)
しかし、裏を返せば殆どの人がやっていないからこそ、そこを改善することで劇的な成果が得られるともいえます。
まずは今ある生活習慣の中でどう頑張るかではなく、現状の生活習慣をどのように改善するかです。
勉強以外の部分で差を付けて、「本物」の受験生を目指しましょう!

念系統別!?学習方法の分類

2017/05/12

週刊少年ジャンプに連載しているHUNTER×HUNTERというマンガに、「念能力」という特別なチカラが登場します。
登場人物たちは自分の性格にあった能力を習得するのですが、その習得できる能力の系統は自分の性格である程度決まってきます。
その6つの系統は性格である程度分類することができ、それぞれ「強化系」「変化形」「具現化系」「放出系」「操作系」「特質系」という6つの名称があるのですが、僕はこの分類はそのまま向いている勉強方法の選択に使えると思っています。
勉強ができる友達に聞いたからそのやり方を実践したのだけれど、思ったほど効果が得られなかったという経験をしたことがありませんか?
勉強方法があくまで勉強する主体としての自分に対する従の関係である以上、勉強方法の向き不向きは自分の性格に依存します。
だから、ある人に向いている勉強方法だからといって、それがそのまま自分にも向けているとは限らないのです。
そこで僕が考えたのが、予め自分の性格を認識した上で、自分にあった勉強方法を考えようという方法です。
その性格分類に便利なのが、先のHUNTER×HUNTERにおける6系統です。
マンガの中ではそれぞれの特徴が、以下のように示されています。
強化系 単純一途
変化系 気まぐれでうそつき
具現系 神経質
放出系 短気で大雑把
操作系 理屈屋でマイペース
特質系 個人主義・カリスマ性あり
いかがでしょうか?この中で自分に当てはまるなと思った性格を選んだら、次の性格別勉強法を御覧下さい。

強化系 言われたことをひとつひとつ丁寧に、着実にこなしていくのが得意なタイプ。学校や塾の日々の授業を大切にして、確実に毎回の課題を丁寧にこなすことが成績アップの近道。
変化形 新しいことを覚えたら、すぐに使ってみたいタイプ。だからこそ、公式や構文等は応用問題をこなす中で使いながら覚えていくのが得意です。最低限の基礎知識の確認だけしたら、どんどん難しい問題を解いていくのが変化系にあった勉強方法です。
具現化系 細かな部分にまで意識が向くタイプ。具現化系に属する人は、公式を知ったら基本問題を何度も反復し、完璧に使いこなせるようになった段階で応用すると効果を発揮します。そのため、基本問題での徹底した反復練習が効果的。
放出系 ここに属する人の勉強方法は一拓です。理屈もスケジュールもいいから、とにかくがむしゃらに量を積む。積み上げた量の中から、自分にとって必要な知識や応用力を自然と身に付けるタイプです。計画よりも戦略よりも、今この瞬間に動き始めましょう。
操作系 理屈屋の操作系タイプには、自らが主体的にスケジューリングするのが効果的です。いつまでに何をやるのか、どのくらいのスピード感で計画を立てればいいのか。
そういったところに気を使い、だからこそ結果がでるのがこのパターンです。
特質系 ここに属する人は、自分の勉強スタイルを確立できる人。しかし、それを他の人が真似しても絶対に上手くいきません(笑)だから特質系の勉強方法は千差万別。
自分にあった勉強方法が見つかるか同かが今後の境目になります。

以上が僕の考える性格別勉強方法の分類です。
マンガの説明をベースにしたので説得力に乏しいかもしれませんが効果は絶大です!
是非試してみてください。

成績アップの合言葉は、現状把握と目標設定!

2017/05\09

「スポーツでも勉強でもそうだけれど、何か目標に向かうときには①今から出来ることと出来ないことを考えて②出来ることの中で戦略を立てろ」
授業を行うとき、僕がよく言うことばです。
僕は成績が伸びない大きな要因が「自分の力ではどうしようもない所で悩んでいる」ことと「明確な戦略がない」という2点にあると思っています。
「自分の力ではどうしようもない所で悩んでいる」というのは、自分には才能がないといった(本当はそんなこともないのに)自分の能力不足を嘆くパターンや、部活動が忙しいという自分の活動を重荷に考えるパターン、あるいは学校の小テストの頻度が多すぎるとか宿題が多いといった不満です。
これらに関しては、確かにその通りの部分もあるのかもしれませんが、そもそも悩んでも仕方がありません。
だって、これらの多くは自分ではどうすることもできない「外部要因」だから。
外部要因に対して悩んだところで何もかわりません。
「川が海に向かって流れるのは不満だ!」って言い続けていたら急に逆流し始めたなんて場面、見たことないですよね?(笑)
外部要因は悩むだけ時間のムダ。
だから、勉強計画を立てる上で、そうした要因を全て排除していくことが重要です。
もう一つの「明確な戦略がない」というのも成績が伸びにくい原因になります。
どんな要因で「成績が伸びる」という現象は構成されているのか、そしてその構成要因のうち、自分はどの分野で差別化を測るのか。
これが明確な戦略を立てるということです。
たとえば僕は、「成績が伸びる」という現象は、周りと「差」を作ることで生まれる相対的な現象であると考えています。
この差とは、「他人よりも多くの量を勉強した」という部分で生み出します。
そして、量は時間×スピード×効率でできている。
このうち、即座に増やすことができるのは時間とスピードの2点のみ。
だから、受験勉強において取ることができる戦略は基本的に①勉強の絶対量を増やすのか、②質を維持しつつスピードを上げるかの2択で、自分の外部要因に基づいてどちらの戦略をとるかを考えなければなりません。
これが、「明確な戦略を持つ」ということです。
上に挙げた2点を守って目標を設定すれば、しっかりと頑張っている限り、大なり小なり必ず成果は出ます。
成果が出ないのは原因を外部に求めているか、サッカー選手が必死に二の腕の筋肉を付けているみたいに成果に結びつかない部分で工夫をしているのかのどちらか。
まずは現状の整理が重要です!

No,305 全ての勉強の基礎となるのは「理屈力」「観察力」そして「想像力」

2017/05/01

僕は勉強に関してスポーツになぞらえて、基礎体力作りとフォームの定着そして必殺技の習得の3種類の段階があると考えています。
必殺技とは、数学でいう公式や英語における重要な構文のように、テストで直接得点に繋がるようなテクニックのことを指します。
フォームの定着とは計算力や単語力といったそれぞれの科目における必須のスキルのこと。
ここを丁寧に修めていると、テストの点数が安定し始めます。
必殺技の習得とフォームの定着と比べると直感的に分かりづらいのが「基礎体力作り」です。
僕が基礎体力作りと呼んでいるのは、全ての科目に通じる(そして日常生活の中で磨くべき)能力です。
具体的には「理屈力」と「観察力」と「想像力」の3つ。
生徒さんたちの勉強を見ていると、日常生活の中でこの3つの力をどれだけ鍛えることができているかが勉強の成果に現れているように感じます。

「理屈力」とは、ある出来事と別の出来事を筋道立てて結び付けられる能力のことを指します。
風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざがありますが、「風が吹く」という現象から「桶屋が儲かる」という結果がなぜ生まれるのかの間の部分を、誰もが納得できるような説明を構築するといったものがこれに該当します。
理屈力がついていると新しく習った内容を、丸暗記ではなく意味を考えて理解することができるようになる。
そして、理解できると、定着率は飛躍的に上昇するのです。
2つ目の「観察力」とは、物事をより正確に、忠実に認識する訓練のことです。
問題を解いているときに「適さないものを選べ」や「一語補って答えなさい」といった指示を見逃してしまう人はいませんか?(笑)
思い当たる節があるというひとは、観察力不足です。
僕はよく観察力の大切さを伝えるために、子どもたちに「自分の左手を描いてみて」と言います。
そうするとたいていの子は漫画に出てくるような均等な五本指を描くのですが、実は指のつき方は、手のひらの側面に親指が、薬指と小指は手のひらの直径から真上に伸ばしたところに、そして、薬指と中指は骨がくっついているために近づいた形で位置しているんですよね。
おまけに基本的には手の平の大きさと指の長さは1:1くらいの関係になっている。
「観察力」というのはこういうところを「見る」ことを言います。
これが出来ると、問題文から正確に出題者の意図を読み取ることができるようになります。
知識の漏れを、カバーすることができるのです。
さいごの「想像力」とは、頭のなかで図や情景を思い描くことができる能力です。
これは、普段から絵を描いたり、立体的なものを作ったり、或いは本を読んだりする中で鍛えられます。
たとえば、国語が得意な子たちは教科書の文を読みながら、頭のなかにその世界を組み立てているのです。
或いは、数学の場合であれば、説明文から正確に図を連想している。
想像力に秀でた人の場合、『走れメロス』を読めば本当に頭の中でメロスが走っているし、数学の動転の問題を目の前にしたら、頭のなかで本当に点が動いているのです。

冒頭で、「理屈力」「観察力」「想像力」は筋トレのようなものと言いましたが、これは授業ではなく日常生活の中で日頃から心がけておくことで身につく能力です。
友達と遊んでいるとき、学校に通う途中、家族で出かけているときetc…
例えば見晴らしの悪い交差点に差し掛かったとき、両サイドにはどのようなものがあるだろうと予想するのは「想像力」の訓練になります。
道端に咲いた草を上から見たときに重なり合わないように葉を付けていることに気がつけば、それは「観察力」に。
お母さん、お父さんに怒られたときに駄々をこねたり逆切れするのではなく、筋道立てて説明すれば「理屈力」が鍛えられます。
このように勉強における「基礎体力」は、何気ない場面で意識しておくことで身につくのです。
スポーツにおいて基礎体力がなければ呑み込みが悪いし、すぐにへばってしまうのと同じように、勉強においても「理屈力」「観察力」「想像力」がなければ折角の勉強も思うように結実しません。
知識を丁寧に覚えると同時に、こうした部分も鍛えていくことが重要なのです。
これら3つの力は、勉強に留まらず、さまざまな場面において役にたつので、是非今のうちから意識的に鍛えられるようにして下さい!

No.304 成績を伸ばす方法?それ、目の前に転がっています!

2017/04/27
勉強方法について、僕は(これまでにコラムで散々書いているように)いろいろなアドバイスをします。
しかしこれらのアドバイスが役に立つのは、「自分ができることをした上で」という前提つき。
勉強方法や進路選択にはさまざまな方法がありますが、それらはいずれも自分が努力して初めて効果があるものです。
勉強方法を頻繁に聞いてきてくれる生徒さんの話を聞いていると、中には勉強のできる人たちだけが知っている特別な方法があって、それを知れば自分もすぐに成績が上がると信じている人がいるように感じます。
まるでゲームの裏技のように勉強を捉えている。
当然ですがそんなものはありません。
こうした思考法に陥りがちな人に欠けているのは自分がプレイヤーであるという視点です。
勉強においては、今流行のスマホゲームのようにレアカードを手に入れたらゲームに勝てるわけではなく、自分自身のレベルアップが不可欠なのです。

成績を伸ばそうと思ったら、最初にマインドセットを変える必要があります。
つまり「勉強のできる人たちだけが知っている特別な方法があって、それを知れば自分もすぐに成績が上がる」という幻想を捨てて、「方法は誰でも知っているありきたりなものしかなく、それを続けられた数少ない人だけが成績が伸びているのだ」という考え方に切り替えることです。
成績がいい人は例外なく①好奇心にあふれ、②人の話や解説をよく聴き、③それを忠実に再現します。
逆に言えばただそれだけ。
特別な方法があるのではなく、こんな当たり前だけれど殆どの人が持続できないことを丁寧に積み重ねている。
だから結果的に成績がいいのです。
「特別な方法」があるのではなく「誰も続けないことを続ける」だけ。
これが勉強において最初に必要な心構えです。
これがなければ、どんな教材もアドバイスも役には立ちません。
以前生徒さんに、「どの参考書にそんな説明が載っているの?」と尋ねられたことがあります。
しかし僕は教科書に載っている内容を丁寧に読みこんで、そこに書いてある内容を繋げて話しているだけでした。
情報源はまったく同じ。
違うのはどれだけ読み込んで、何に注目しているかということなのです。
勉強って、実はこんなもの。
ついつい勉強方法に成績が伸びない理由を探してしまう人には、このことを忘れないで欲しいのです。

正しいスマホゲームとの付き合い方

2017/04/27
ここ数年、子どもたちの間で流行っている、スマホのゲームアプリ。
トレンドを知りたくて僕もいくつかのゲームをプレイしたことがあるのですが、どうしても好きになれませんでした。
「面白くない」というのではなく、システムが好きになれないという理由です。
現在子どもたちの間で流行っているゲームの主流は、一部の有料課金ユーザーと、大量の無料ユーザーとで成り立つ、フリーミアムモデルというビジネスモデルでできています。
有料ユーザーが手に入れることができるものは、アイテムを手に入れるための「お金」のようなものやステージに挑戦することのできる権利。
有料課金することで、こうした道具を手にいれることができます。
アイテムを手に入れるための「お金」のようなものやステージに挑戦することのできる権利はお金を払わなくても手に入れることができます。
ここがフリーミアムモデルの面白いところです。
無料でゲームを楽しむユーザーは、お金を払ってこうした道具を手に入れる代わりに、コツコツとゲーム画面を開いたり、一定時間が経つと再びステージに挑戦できたりという形でゲームが楽しめるようになっています。
多くのスマホゲームは、有料ユーザーは「お金」を、無料ユーザーは「時間」を支払うことでゲームを楽しめるようになっているのです。

スマホゲームに関して、僕は「ゲームにエンディングがないこと」と「無料で遊ぶ場合には、時間の主導権がゲームに握られている」という2点を意識しておくことが大切でると考えています。
スマホゲームと従来のゲームの最大の違いはエンディングがない事といえます。
ゲーム機を買って、そのソフトを購入するタイプのゲームであれば、データを入れておくメモリの要領の関係で、必ず終わりがありました。
また、ネットでダウンロードするタイプのゲームであっても、ゲーム自体が有料である限り、必ずエンディングがあります(ほかのゲームも買ってもらわなければ困りますので…笑)
しかし、スマホゲームには基本的に終わりを作る必要がありません。
むしろゲーム会社にとっては、ずっと同じゲームをし続けて未来の有料課金ユーザーになってもらいたいのです。
だから、それまでのゲームであればどれだけ没頭しても、やがて離れるときが来たのですが、スマホゲームではそれが無いのです。
ハマればハマるだけ、ゲームに没入してしまうということが、二つ目の「無料で遊ぶ場合には、時間の主導権がゲームに握られている」という部分に関係してきます。
スマホゲームの場合、短期間にゲームに没入して、ゴールするということがないので、どれだけでも楽しめます。
そうすると「時間」を消費してゲームを楽しむ無料ユーザーは、どんどん自分の時間をゲームに消費することになるのです。
アルバイトをした事がないとあまりピンと来ないかもしれませんが、「時間」は「お金」と同様に自分の貴重な「資産」です。
たとえば、時給1000円のお店で働いているとしたら、1時間ゲームに費やすのと1000円課金することは同価値なのです。
有料課金をしている人はお金持ちだから課金している訳ではなく、単に無料で待つ時間を課金して「買った」方が安上がりだからお金を払っているだけ。
皆さんも本来有限であるはずの「時間」を支払っているという感覚がなければ、結果として大きな損失となる可能性があります。
だから、「時間の主導権がゲームに握られている」ということを自覚することが重要なのです。

お母さんお父さんがスマホゲームに熱中しているみなさんを見て「いい加減にしなさい」と起こるのは、お母さんお父さんは「時間」の価値を知っているからです。
無料ゲームは決して「何も払っていない」わけではありません。
ゲームをやるのは一向に構いませんが、この前提を忘れないで下さい。